7月より放送中のアニメ『精霊使いの剣舞(ブレイドダンス)』のイベント「第5回精霊剣舞祭～千住剣舞～」が、8月27日に開催された。今回のイベントでは、第8話先行上映やEDを担当するキャラソンユニット“にーそっくすす”の新曲披露、キャストトークショーなどが行われ、会場に訪れたファンを楽しませていた。
イベントが始まると、早速にーそっくすすのメンバーである木戸衣吹さん、優木かなさん石上静香さん、大西沙織さん、加隈亜衣さんが登場し、ライブがスタート。ここでは作品のイメージソングである「祝祭のエレメンタリア」と、エンディングテーマのカップリング曲である「KN33SOXXX＜ニーソックス＞」の2曲を歌い上げると、ファンのボルテージは一気に最高潮に。CDを購入した人も多いのか、掛け合いも完璧で、にーそっくすすのメンバーもとても楽しんでいる様子だった。

 

クイズコーナーでは意外な難問が続出！？

続いてのクイズコーナーでは、正解が5文字の問題をにーそっくすすが1文字ずつ答えるという内容のクイズが行われた。
ここでは「カミトたちが通うのは○○○○○精霊学園」といったアニメにちなんだものから、「春夏に高校球児たちが優勝を目指す大会の通称は？」といった一見アニメとは関係のないものまで、さまざまな問題が出題された。

アニメに関係した問題は全問正解だったものの、「『清く正しく美しく』をモットーにしている歌劇団は？」という問題では、木戸さんがまさかの大苦戦。

答えは「たからづか」なのだが、木戸さんは最後までわからず、苦し紛れに「にゃ」と答え、会場からは「かわいー！」という歓声とともに笑いが巻き起こっていた。

 

クイズコーナーでは他にも、「本物のエストはどれでしょう？」というファン参加型のクイズも出題された。これはエストを演じる加隈さん本人を含めた5人が、エストの声真似をして、どれが本物である加隈さんであるかをファンが当てるというもので、ファンの回答が外れていれば、にーそっくすすの勝利となる。
出題前は簡単だろうと思われたこの問題だが、加隈さん以外の4人の熱演もあり、かなりの難しさとなっていた。実際に、ファンの多くが間違いである石上さんを選択する結果に。見事に勝利したにーそっくすすには、賞品としてフルーツババロアが贈られた。

アニメの話題が満載だったトークショー＆ラストのライブでは新曲も！

第8話の先行上映を挟んで行われたキャストトークショーでは、引き続きにーそっくすすの5人がステージに登場し、第8話や今後のアニメの展開に関する話が語られた。まず、チーム・スカーレットが揃う第8話について木戸さんは「感動しました！」とコメント。ストーリーはもちろん、会場の大画面で見る映像の迫力は、やはり普段とは違ったようだ。同様に加隈さんも、大画面だと細かな息遣いや演技もしっかりと見られることに感激していた様子だ。

 

また、8話で戦闘シーンの多かったフィアナを演じる大西さんは、詠唱が特に大変だったという。「詠唱の部分は難しかったのですが、みなさんに格好良く届いていたら嬉しいです！」と話すと、客席からは大きな歓声が沸き上がっていた。

そして石上さんは、8話以降の見所を聞かれると「待ってました！9話はエリス回です！」と力強くアピール。エリスファンにはたまらないシーンが9話の冒頭から満載だという。また、最終話まで盛り上がりも高まり続けるそうで、戦闘シーンにも注目してほしいとコメントしていた。

トークショーが終わると、最後は再びライブがスタート。ここでは、にーそっくすすの新曲として「Holy Domain」「Eternal Anthem～刻印讃歌～」の2曲が披露された。にーそっくすすの楽曲はアイリッシュロックをモチーフにしたものが多いが、「Holy Domain」はシンプルなロックに仕上がっており、ファンの盛り上がりもひときわ高かった印象だ。ラストに、アニメのエンディングテーマである「精霊剣舞祭＜ブレイドダンス＞」を力強く、そして明るく歌い上げ、イベントは幕を閉じた。