イラストレーターloundrawが初の小説『イミテーションと極彩色のグレー』発売。宮本侑芽がナレーションを務めるPVが公開

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イラストレーターとして知られ、 装画担当作が累計400万部を越えるloundrawが、初めての小説『イミテーションと極彩色のグレー』を2月28日に発売する。
“イラストレーションの表現の壁を越える” ために言葉で創られる物語は、 ダイナミックな世界観と、 鮮やかな描写力で紡がれたラブストーリー。 雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載を大幅に改稿し、 カバーイラスト&挿絵を全て自ら描き下ろした作品だ。

2月28日の発売日に向け、 作品の世界観を切り取ったプロモーションムービー全7編を順次公開予定。ナレーションは、 昨年放送されたTVアニメ『SSSS.GRIDMAN』の宝多六花役・宮本侑芽さんが担当する。

著者コメント

絵を描く時、 そこには物語があります。 表情、 場所、 光、 全てに意味があり、 一枚の景色が成立する。 イラストレーションはその特性上、 瞬間を描くことしかできません。 僕はずっと、 自分の中にあるストーリーとモノローグを形にしたいと思ってきました。 一個人として、 クリエイターとして、 loundrawの見て感じた全てを込める。 そのためだけに作られたのが、 この物語です。 拙くも、 自信作と呼べる一冊になっていると思います。 何卒よろしくお願いいたします。

イミテーションと極彩色のグレー

著者(小説・イラスト):loundraw
定価(本体1400円+税)
発行:株式会社KADOKAWA
四六判 全288ページ (4色7P+ 1色281P)
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321804000835/

STORY
中学生の山浦大志は、 “完璧”であることを自分に強いて、 世界に絶望していた。 ある日、古びたカメラを提げ、 青い瞳をしたその少女と出会う。 旅を続ける彼女の自由さに、 大志は自然と心惹かれていった。 だが、 出会いから1ヶ月、 大志が想いを伝えようとすると、少女は“ある言葉”を残し、 それっきり姿を消してしまう――。

彼女はどこへ、 なぜ、 消えてしまったのか?
7年後、 大学生になった大志は、 写真共有アプリで偶然見つけた1枚の画像から、 またしても奇妙な出会いを果たすことになる。
人々の前に姿を現す不思議な少女と、 その軌跡を追いかけた不器用な少年。 時と、 場所と、 人。
全ての点が繋がるとき、 二人の運命の歯車が動き出す。

公式サイト