小説家・成田良悟×監督・塚原重義が手掛ける『クラユカバ』書き下ろしSSノベルの表紙、あらすじが公開

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小説家・成田良悟氏と監督・塚原重義氏、企画・ツインエンジンが手掛けるアニメ『クラユカバ』より、成田良悟執筆の SS ノベルの表紙イラスト(線画 ver)&あらすじが公開された。

本作は現在、本編制作を目指すクラウドファンディング開催中。昨年 Makuake にて実施したクラウドファンディングを元に制作された「クラユカバ パイロットフィルム」がツインエンジン YouTube チャンネルにて公開されている。

「クラユカバ」SS ノベル あらすじ

ところは大帝都の北東部。扇町に程近い路地の影を【箱庭紡ぎ】の少女、カガリがひた走る。
【箱庭紡ぎ】とは是即ち【地図屋】とも呼び称され、切絵図を階層ごとに書き記し、重ね合わせる事で複雑怪奇な大帝都の姿を箱庭のように組み上げる職人達の事を指す。
大帝都はまさに錻と柱の迷宮街。
平屋に高楼、大路に裏路地、難路に嶮路、暗渠と坑道入り交じるその街は、住まう人々の手によって日進月歩、千変万化にその姿を変えてゆく。
月の満ち欠け一つの合間に街の色がガラリと変わるこの大帝都では、休む事なく地図を改め続ける必要があるのであった。
その日課として街を駆け巡り、上書きされた地図を情報屋である【檻腹の伊勢屋】に上納しながら糊口を凌ぐカガリだが――
彼女の担当する地区に住まうは、テリヤス工業から流れ着いた科学者に酒場の怪力用心棒など奇々怪々な面々ばかり。
そんな中、カガリは同業者である隣町の地図屋の走吉と共に福面党の陰謀に巻き込まれ、彼女達がまだ描けぬ【闇の道】、即ち坑道の地下へと足を踏み入れる事となるのだが――――
果たしてカガリと走吉は、日の照る場所への岐路を地図に記す事ができるのか!? 乞う御期待!

塚原重義 監督・アニメ「クラユカバ」本編制作プロジェクト!

【貸本屋コース 概要】
《リターン内容》
・制作資料閲覧権(要 Google アカウント)
・ランダム絵柄の大判絵葉書
・小説家・成田良悟書き下ろし SS ノベル

《支援金額》12000 円~(税込み)
※ お届け予定時期は、2020 年 12 月頃を予定しております。
※ 本作の一般市販は現状予定しておりません。

「クラユカバ」クラウドファンディング公式ページ↓
https://motion-gallery.net/projects/kurayukaba

「クラユカバ」

【あらすじ】
ウツツに夢見る街角の、奈落の闇の奥底で…。
誘われるは丸提灯、落ちるカゲこそご用心。
今や市井を恐怖に沈める、奇怪なウワサ・集団失踪。
それに挑むは我らが主役、与太者探偵・荘太郎!
そこに現る夜さりのマレビト、タンネ率いる装甲列車!
果たして、闇の軌道の果てに待つものとは。
”いいかい坊や、それ以上は行くんじゃナイヨ”
”クラガリを永遠に彷徨うことになるからネ”
淡きマドロの活劇浪漫、ここに堂々の登場!

【スタッフ】
原作・監督: 塚原重義 (「端ノ向フ」・「押絵ト旅スル男」ほか)
キャラクターデザイン: 皆川一徳 (「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」 /「マクロスΔシリーズ」ほか)
スペシャルアニメーター: りょーちも
CG・撮影監督: maxcaffy
美術設定/背景原図: ぽち
デザインワークス: アカツキ チョータ、けーぜ、石川剛史、カズノコ、キツネイロ、可否、七原しえ
アニメーション制作:マカリア
企画:ツインエンジン

公式サイト 公式Twitter
©塚原重義/ツインエンジン