謎に包まれた円谷プロと東映アニメーションの共同作品『KAIJU DECODE 怪獣デコード』のビジュアルが公開

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本日12月14日、東京ドームシティにて開催された「TSUBURAYA CONVENTION 2019」のオープニングセレモニーにて、円谷プロダクションご東映アニメーションが共同製作する、日本発の世界へ向けたアニメーション作品『KAIJU DECODE 怪獣デコード』の一端が発表された。

「怪獣と少⼥の物語」をテーマとする本作品は、『ウルトラ Q』『ウルトラマン』シリーズをはじめ数々の実写特撮作品を送り出してきた円谷プロダクションと、国内最⼤⼿のアニメーション製作会社である東映アニメーションがタッグを組んだ作品。

イベントにはアニメ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』『正解するカド』をはじめ実写映画の VFX と幅広いジャンルで活躍している東映アニメーション・野口光一氏と、円谷作品を⼿掛けてきた円谷プロ・隠田雅浩氏が登壇。
両氏は本作でプロデューサーを務めており「東映と円谷プロってなかなか組めない(笑)」t冗談を言いつつ本作を説明した。

公開されたビジュアルには少女が繭の上に立つような構図で描かれている。隠田氏によると繭は「何かを生み出していく期待感を表現」しているとともに、「物語にも繭は活かされています」と解説。
また野口氏はキャラクターデザインを海外で活躍されているクリエーター・Sei Nakashima氏が担当していることを明かすと、ロス、バンクーバー、東京、札幌のスタッフが制作に加わっていることも紹介した。

本作はトランスメディア作品(複数のメデイアやプラットフォームを通じて物語を展開する作品)として、2021年の展開を予定。野口氏は「なんとか『シン・ウルトラマン』に合わせたい」とコメントした。
また隠田氏は「『ウルトラQ』は東京オリンピック(1964年)から間もない時期に放送されました。『KAIJU DECODE 怪獣デコード』も、次の東京オリンピックに合わせる形で出したい」と目標を掲げた。

【KAIJU DECODE 怪獣デコード 概要】
・作品タイトル ︓『KAIJU DECODE 怪獣デコード』
・企画・原作 ︓円谷プロダクション、東映アニメーション
・プロデューサー ︓野口光一、隠田雅浩
・キャラクターデザイン ︓Sei Nakashima
・作品形態 ︓CG アニメーション

公式サイト
©円谷プロ・東映アニメーション