米クランチロール、海外におけるコロナ禍での吹き替え収録について報告。『神之塔』『八男』『はめふら』はリモート収録を実現

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アメリカの配信サービス・クランチロールでは、人気のアニメ作品を吹き替えで提供している。新型コロナウイルス(COVID-19)への感染を防止するため、大事を取ってスタジオでの吹き替え制作を中止していましたが、このたびリモートでの制作体制が整い、一部作業が再開された。

クランチロールの制作ディレクターであるジョシュア・ロペス(Joshua Lopez)は次のように述べている。「このたび、クランチロールのファンコミュニティに安全に吹き替え版をお届けできることになりました。『神之塔 -Tower of God-』は、リモート作業に移行する前に半分程スタジオでの収録が終わっていました。『八男って、それはないでしょう!』と『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の最新エピソードは全てリモートで制作されました。」

『神之塔 -Tower of God-』夜役のジョニー・ヨング・ボッシュ(Johnny Yong Bosch)さん、セレナ役のクリスティーナ・ヴィー(Cristina Vee)さんがそれぞれ、自宅に設置した録音ブースの様子をソーシャルメディアで公開している。クリスティーナさんはなんと、このために少し広いお宅に引っ越しをしたという。