『ソードアート・オンライン』10周年を記念した美術展が上野の森美術館で開催。キリトたちの物語を辿る資料を1,000点以上展示

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TVアニメ「ソードアート・オンライン」10周年を記念し、美術展『THE ART OF SWORD ART ONLINE』を7月2日(土)から7月24日(日)まで東京会場(上野の森美術館)にて開催される。開催に先駆けて、本イベントのメディア向け内覧会が行われた。

初公開資料を含む、キリトたちの物語を辿るクリエイティブ資料の数々、等身大アートワーク、シリーズ参加クリエイターたちによる描き下ろしビジュアルなど約1000点の展示物が並ぶ今回の美術展。

会場内は全部で5つのエリアに分けられており、本展覧会のためのスペシャルムービーを投影するエントランスエリアを抜けると、仮想現実・ゲームの世界を構成する美術ボードやUIデザインなどを展示するエリアへ。ここでは作中に登場するナーヴギアやアミュスフィアといったデバイスなども展示されている。

続いて数々の名場面を描いた絵コンテや原画を展示するエリアでは、実際の生原画に加えてキャラクターデザインの初期原案なども用意されており、キリトやアスナたちがどのように描かれてきたかが体感できる。

迫力のアクションシーンの原画を展示するエリアでは、『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』における第100層のボスとの戦闘シーンが原画で体験できる。
さらにキリトが愛用するエリュシデータやダークリパルサー、『ガンゲイル・オンライン』に登場するヘカートIIといった武器の数々も精巧に再現されている。そしてその奥にはアクションシーンの原画を等身大にして、まるで連続写真のように切り取ったコーナーも。その迫力はまさに本展示会ならではと言えるだろう。

終盤のエリアでは歴代の版権イラストの数々がずらりと並び、さらに本展覧会のための特別な新規描き下ろしイラストを展示。『SAO』これまでを振り返るとともに、未来への旅の始まりとなるエリアだ。

また、会場に併設される形でグッズショップも展開。美術ボードとして展示されていたイラストをモチーフにしたTシャツやトートバッグ、クリアファイルといったおなじみのアイテムに加えて、UIをデザインした缶バッジなど多彩な商品が用意されている。

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©川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project