9月25日（土）、テレビアニメ「マブラヴ オルタネイティヴ 」の舞台挨拶付き先行上映会が開催された。第一部では、第一話と第二話の上映後に、メインキャスト陣である、白銀 武役の神木孝⼀、鑑純夏役の楠木ともり、御剣冥夜役の奈波果林、榊 千鶴役の伊藤美来、彩峰 慧役の佐伯伊織、珠瀬壬姫役の田中貴子、鎧衣美琴役のLynn、計7名が登壇。
次の世代に向けて「マブラヴ」というブランドを続けていくために、以前の原作ゲーム時の声優から役を引き継ぐ形にて、今回の声優陣が公の前に7人揃って出演するのは初めての機会に。会場となった新宿バルト9（シアター9）ではコロナウィルス対策で来場者数が半分に制限中ではあるものの、詰め掛けた満員のファンを迎えての開催となった。

■役の引き継ぎや演技について
舞台挨拶内では、主人公白銀武役の神木孝一から、役を演じる上で大きなプレッシャーを感じていたことも明らかに。
「原作ゲームから引き継ぐ、という点なのはもちろん、自分たちがその作品の良さを引き出すためにもがき苦しんでいる。その分情熱を込めて準備しています」と作品を引き継ぐ上での姿勢についてコメント。演技面での難しさからか、神木のみ2話でのアフレコ収録時間が、なんと5時間もがかかっていたことにも触れ、徐々に収録を重ねていく中で、以降２〜3時間での収録に短縮されたことで、スタッフブースからは拍手が起こり、成長を感じたとのこと。

伊藤も「以前の作品と、そのキャストの皆さまのお芝居を全部リスペクトした上で、自分達の芝居を届けたい」と、テーマ持ってアフレコにのぞんでいるとコメントをし、楠木は、演じる鑑純夏について「一言一言みなさんの記憶に残るような演技にしたい。感情の起伏や明確さが伝わるよう演技をしている」と自身の演技のテーマを伝えた。

■“誰も見たことのない第一話“ メインキャスト陣も出演していないオリジナルストーリー
上映会で初披露となった第一話「世界の日常」は、「マブラヴ オルタネイティヴ」の前日談を描くストーリーに。自身のキャラクターも出番はないものの「私たちもあのBETAと戦うのかと思うと、身が引き締まる」と奈波もコメント。
神木も「最初からクライマックス」とそのクオリティに対して触れ、テレビでの放送に期待感を寄せた。さらに第二話でも、原作ゲームをプレイした伊藤にとって「このシーン！」と、ゲームの再現性が印象深い点に触れた。

■今後の展開について
今回上映の、第一話・第二話で出番はなかったものの、楠木は「アニメでのマブラヴも愛していただけたら」と会場のファンにコメント。最後に神木からは「調べれば調べるほど、本当に素晴らしい作品だと痛感している。全力でお届けできるよう頑張っていきたい」と座長としてのメッセージがあり、舞台挨拶は終了となった。