『それが声優！』アニバーサリートークイベントが開催。原作者・あさのますみ、畑健二郎を始めとした作品スタッフが登壇

2021年7月4日それが声優！

イベント

原作発表から10年、アニメ放送から5年＋１(プラスワン)を迎えた「それが声優！」のアニバーサリートークイベントが、本日7月4日、新宿・LOFT/PLUS ONEにて開催された。

＜以下、オフィシャルレポート＞

登壇者の一人である兵頭さんがイベントのMCを務め、まずは登壇者の挨拶とあさのさんの乾杯の発声からイベントがスタート。1つ目のテーマは原作の「それが声優！」についてあさのさん、畑さんが中心に原作執筆の経緯などを伺いました。
あさのさんからは、ツイッターで漫画を描いてくれる人を募集したところ、複数名からご連絡いただき、一番色々お願いしやすそうということで畑さんにお願いした、というエピソードが披露されました。

２つ目のテーマはアニメの「それが声優！」について。アニメ化企画の立ち上げのお話やアニメ化する際にこだわった点、などを伺いました。畑さんからは『社長が集まる会』で話をした某社長からゴンゾの社長を紹介してもらった秘話を披露。スポンサー探しもしたとのこと。イヤホンズのオーディションの話などにも触れつつ、あさのさんからはとある話数で収録前に演技指導したエピソードが披露され、「役者に演技指導する原作者は他にはいない」と会場を沸かせました。池畠監督からは「同人誌原作だから心配ということはなかった。そういう時代になったんだと思った」との発言などありました。ここで前半が終了しました。

店内換気も兼ねた休憩をはさんだ後、池畠監督の乾杯の発声でイベント後半がスタート。キャラクターデザインを担当された佐々木政勝さんからのメッセージが披露され、続いて登壇者の皆さんからお気に入りの話数、お気に入りのシーンについてお話をしていただき、その映像が上映されました。
・あさのさんは第5話『イベント』から堀江由衣さんが「ヒーローじゃなくていい」を歌うシーン
・畑さんは第12話『ライブ』の最後のライブシーン『光の先へ』を歌うシーン
・池畠監督は第8話『ナレーション』の落合福嗣さんのデビューシーン
・兵頭さんは第９話『マネージャー』の日高のり子さんが登場するシーン
そして、その後には「それが声優！」Blu-rayに特典映像として収録されている短編『プチ打ち上げ』が登壇者の皆さんのコメンタリーと共に上映されると、本編の内容に対する登壇者からのツッコミがさく裂し、会場は大いに盛り上がりました。

この後、作品から派生し今も活動を続ける声優ユニットイヤホンズからボイスメッセージが流れ、「それが声優！」主題歌である楽曲「それが声優！」を現在リメイクしていることの話題へと。あさのさんからも本件に関してコメントがあり、続けて登壇者の皆さんでイヤホンズや楽曲について、楽しい対談が繰り広げられました。

続いてプレゼント抽選会が行われ、名残惜しくも登壇者の皆さんの挨拶と告知でイベントは終了となりました。