双葉文庫ルーキー大賞受賞作『遥かに届くきみの聲』斉藤壮馬、高橋李依出演の発売記念PVが公開

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第1回双葉文庫ルーキー大賞受賞作『遥かに届くきみの聲』の発売を記念してPVが公開された。

新進気鋭の作家・大橋崇行が描く本作は、声を失った少年と朗読に救われた少女の物語。PVでは、小宮 透役を斉藤壮馬さん、沢本 遥役を高橋李依さんが担当する。2人からは、実際に演じてみた感想などのコメントも到着。

かつて天才子役と謳われた小宮透は、子役だった過去を隠して高校生活を送っている。しかし偶然にも、同級生の沢本遥は子役時代の透が朗読に励んでいたことを知っていた。遥は自分が所属する朗読部へ入部するようしつこく勧誘するが、透は拒み続ける。なぜなら、今の透には決して人前で声を出せない理由があった――。

◆キャストコメント:斉藤壮馬(小宮 透役)

Q1.キャラクターを演じてみていかがでしたか。

これから広い世界、多くの方に読まれていく小説だと思いましたので、あまりオーバーすぎないセリフ回しで、聴いてくださった方が様々なイメージを膨らませられるようなPVになったのではないでしょうか。

セリフやモノローグの数自体は少ないのですが、細やかなディレクションをしていただき、とてもやりやすかったです。自分も朗読から芝居の道を歩みはじめたので、とても彼にシンクロして原作を読み、収録に臨ませていただきました。

Q2.ファンの皆様へ一言いただけますでしょうか。

小宮透くんの声を担当させていただきました、斉藤壮馬と申します。ぼくは高校時代、朗読の恩師から「朗読というのは、ただマイクに向かって読めばいいというものではない。

その向こうにいる『あなた』に『伝える』ことを大切にしなさい」と教えていただき、今でもその言葉が自分の中に残っています。この作品からも、そうした「伝えたいという思い」がひしひしと感じられました。たくさんの方に触れ、感じていただきたいと思える素敵な作品でした! 何卒よろしくお願いいたします!

◆キャストコメント:高橋李依(沢本 遥役)

Q1.キャラクターを演じてみていかがでしたか。

初の音声化ということもあったので、遥ちゃんの明るく元気な部分をメインに声をあててみました。

今回のPVはどれも作中で熱いシーン。限られた尺の中ですが、遥ちゃんの「透くんの朗読」への想いが届いたら嬉しいです。

Q2.ファンの皆様へ一言いただけますでしょうか。

今作は朗読を題材にした小説。

私自身、高校時代に放送部で朗読をやったこともあり、馴染みのある場面も多く、遥ちゃんとして携われて本当に嬉しかったです。

声優という職についた今でも、朗読は奥が深くて正解のないものだなぁと感じています。ぜひ皆様も朗読の面白さを、本作を通して感じてみてほしいです!

次は、ドラマCDやアニメ化も待っています♪

『遥かに届くきみの聲』(双葉文庫)

著:大橋崇行

<Introduction>
かつて天才子役と謳われた小宮透は、子役だった過去を隠して高校生活を送っていた。しかし偶然にも、同級生となったのは、中学の時に観た朗読コンクールで異彩を放っていた沢本遥という少女だった。彼女は子役時代の透が朗読に励んでいたことを知っており、自分が所属する“朗読部”へ入るようしつこく勧誘してくる。だが、透はそれを頑なに拒む。なぜなら、今の透には決して人前で声を出せない理由があった――。
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