水樹奈々、5度目の座長公演“水樹奈々大いに唄う 伍”を幕張メッセで開催。新曲「Born Free」や北島三郎の「まつり」を高らかに歌う

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水樹奈々さんが、5月5日(日)に千葉・幕張メッセイベントホールにて、自身5度目となる座長公演“水樹奈々大いに唄う 伍”を開催した。会場には7,000人を動員、さらに全国70館にてライブビューイングを行い、約8,000人を動員した。
第一部のライブパートでは黄色の衣装に身を包んだ水樹さんがステージに登場し、『Hungry Hungry』『HOT BLOOD』『はつ恋』の3曲を歌唱。早速観客は総立ちとなり、盛り上がりを見せる。
そして、続くMCで「次の一曲は特別な曲をお届けします!」と告げると、昨日詳細が発表されたばかりの7月17日発売のシングルより、アニメ「モンスターストライク」のエンディングテーマ「Born Free」を初披露。突然の新曲披露に会場では大歓声があがっていた。

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ライブパートが終わるとステージにはキングレコードの三嶋章夫プロデューサーが登場。座長公演では恒例となった芝居パートまでの“つなぎ”としてMCで観客を盛り上げた。最後に「スペシャルな映像をお見せします」と告げると、今年3月23日に愛媛県のひめぎんホールにて開催された「NANA MUSIC LABORATORY 2019 ~ナナラボ~」より『New Sensation』の映像が流れ、新曲に続き初出しのライブ映像に観客も釘付けとなっていた。

そして映像が終わるといよいよ第二部の芝居パートが開幕。今回の演目は「シノバズ ~決戦!すぎた十勇士~」。大阪夏の陣に挑む、水樹奈々さん演じる猿飛佐助ら、真田十勇士の姿をコミカルに描いた物語となっている。作・演出は浅沼晋太郎さんが担当し、副座長の杉田智和さんを始め、保村真さん、名塚佳織さん、小西克幸さん、福圓美里さん、松本保典さん、中村悠一さんといったお馴染みのメンバーはもちろんのこと、井上喜久子さん、日笠陽子さんが今回初参加。
さらに劇中ナレーションを野沢雅子さんが担当し、豪華なキャスティングに観客から大きな拍手が送られ、物語の随所に散りばめられた数々のネタ要素に会場には終始笑い声が響いた。

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劇中では、大阪夏の陣が舞台ということで戦いのシーンが度々描かれているが、全員が息を合わせた剣捌きを披露した殺陣のシーンは圧巻。さらに、忍び同士の戦いで取り入れられた演出も見どころのひとつとなっており、ステージ上で箱に閉じ込められたはずの水樹さんがいつの間にか箱から抜け出し、分身の術で7人に。水樹さんそっくりのマスクをつけた人物が会場の各所に突如現れるという驚きの展開も見られた。

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そして座長公演といえば、劇中で水樹さんが歌う演歌にも期待が集まっている。今回、劇中歌として松村和子さんの『帰ってこいよ』、森昌子さんの『越冬つばめ』を高らかに歌い上げ、物語の最後には「みんながハッピーになるこの歌を!」という曲振りでステージ上にオールキャストが登場し、一座に見守られながら北島三郎さんの『まつり』を披露。こぶしの効いた歌声を会場中に響かせた。

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曲が終わると、メインキャストがセンターステージへと進み、観客への挨拶を行うカーテンコールへ。
各キャストから、「本当に楽しかった!」「また出たい!」という声が多く聞こえたのが印象的だった。最後に座長の水樹さんが「皆さんのおかげで私がやりたいというワガママから始まった座長公演を5回も続けることができました。本当にありがとうございます!でも7回までは続けさせていただきたいと思っています!」と御礼と今後への意気込み述べ、盛大な拍手に包まれる中、5度目となる座長公演の幕を降ろした。

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「水樹奈々大いに唄う 伍」公演内容

●第一部
M1:Hungry Hungry
M2:HOT BLOOD
M3:はつ恋
M4:Born Free *新曲

●第二部
タイトル『シノバズ ~決戦!すぎた十勇士~』

【出演】
猿飛佐助:水樹奈々

三好清海入道:小西克幸
筧十蔵:名塚佳織
穴山小助:福圓美里
根津甚八:保村 真
三好伊佐入道:宮本親臣
由利鎌之助:NAO-G
蛟局:井上喜久子
大蛇姫:日笠陽子
蟒:猪狩敦子
朽縄:桃歌
煙丸:笹岡幸司
宮本武蔵:中村悠一
徳川家康:松本保典
真田幸村:杉田智和

ナレーション:野沢雅子

作・演出:浅沼晋太郎

【劇中歌】
M5:帰ってこいよ(松村和子カバー)
M6:越冬つばめ(森昌子カバー)
【劇終歌】
M7:まつり(北島三郎カバー)

公式サイト
写真
上飯坂一
小境勝巳