『K SEVEN STORIES』Episode 6の舞台挨拶に浪川大輔、小野大輔が登壇。「これで完結、という風には思いたくない」

2018年7月より6か月連続で順次公開中の、アニメ作品「K」シリーズの新作となる劇場アニメーション「K SEVEN STORIES」。
12月1日(土)シネマサンシャイン池袋にて、その第6作目で最終章となるとなるEpisode 6「Circle Vision ~Nameless Song~」の舞台挨拶付き上映会が行われ、上映終了後にキャスト登壇による舞台挨拶が行われた。

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上映が終わり、伊佐那社(シロ)役の浪川大輔さん、夜刀神狗朗(クロ) 役の小野大輔さんが登場すると客席からは大きな歓声と拍手が贈られた。
お互いのキャラクターについて、小野さんはシロが自然体でありつつ《王》の素質を感じるような相反するところが魅力と挙げ、浪川さんはクロのブレないところやそばにいてくれる絶妙な距離感を気持ちがいいと語った。

印象的なシーンでは、とあるシーンで登場人物たちがひしめき合う日常空間とその違和感について挙げま。また、TVアニメ放送前の2012年8月に二人が共演した「K」制作発表会の話や、当時のアフレコの様子などお二人だからこそできる長い歴史を振り返る。

「Circle Vision ~Nameless Song~」の枠を飛び越え、楽しくトークが弾む中、K SEVEN STORIES舞台挨拶で恒例となった、ファンを巻き込んだコールのコーナーへ。今回は、お客さんが二人演じるキャラクターであるシロとクロと一緒に朝食の食卓を囲むシーン。みんなで「いただきます!」と応えた。

最後にお二人より、今後公開を楽しみにしているKファンへメッセージが贈られ、舞台挨拶は幕を閉じました。

一言でいうと「K」に関わっていて僕はずっと幸せでした。そしてずっと今も幸せです。
TVシリーズが終わって、ああこれでもうクロとしてシロに仕えることもなくなるのかなと思っていたら今回の劇場6作品とザ・アイドルKがありました。僕らにとっての幸せっていうのは、やっぱり役でいられることだと思っています。まさかここまでずっとクロでいられると思わなかったですし、僕の主が浪川さん、シロで本当によかったと思っています。この劇中ではすごく前向きなメッセージが込められていたと思うんです。この先「K」の世界がもっともっと続いていくように、みなさんが忘れなければ「K」はずっとそこに、僕らのそばにあると思っています。
これからもずっと僕はクロとして、シロに仕えていきたいと思います。
本日は本当にありがとうございました。(小野)

これで完結、という風には思いたくないなというのが正直なところです。前回の劇場の僕の出番は1分くらいでした(笑)それでも劇場が成り立つっていうことが本当に「K」の強さだなと思います。
なによりもみなさんがこうやって応援をしてくれること、大切な時間を割いてくれるということが本当に僕たちは嬉しくてそれでがんばれるというところもあります。
小野君を筆頭に他の役者さんやスタッフのみなさんに僕は支えられて、とても大切で思い入れのある作品でもありますので、新たな展開があるように僕は祈っていますし、ぜひこれからも「K」という作品をずっとみなさんの心にとどめていただけたらと思います。(浪川)

劇場アニメーションK SEVEN STORIES Episode 6「Circle Vision ~Nameless Song~」

<あらすじ>
それは、ささやかな祈りがもたらした光景だった。
アドルフ・K・ヴァイスマンは愛する人々と食卓を囲み、八田美咲は仲間達と燃え立つような日々を過ごし、淡島世理は自身に課せられた任務に迷いなく精励し、五條スクナは眩い夢を追って戦場を駆ける。天空に浮かぶ、五本の《ダモクレスの剣》の下で。なにもかもが、いつか来た道。あるいは、どこにもなかった場所――。
全ては、ささやかな祈りがもたらした、哀惜の光景だった。

<メインキャスト>
伊佐那社:浪川大輔
夜刀神狗朗:小野大輔
ネコ:小松未可子
謎の少年(プレケス):村瀬歩
…他

公式サイト

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