東映アニメーションの新規IP研究開発チーム「PEROs」、「佐世保×サイバーパンク」の壮麗な実験映像『URVAN』を製作

映像作品

東映アニメーションの新規IP)研究開発チームである「PEROs」は、 長崎県佐世保市を舞台にした約5分間の実験映像『URVAN』(ウルヴァン)を、 長崎国際大学の協力のもとに製作。本日2月12日より、 地元のテレビ佐世保、 YouTubeで公開する。

『URVAN』(ウルヴァン)は、 佐世保の地域プロモーションに取り組む、 長崎国際大学 人間社会学部 国際観光学科 尾場均研究室(以下、 「尾場ゼミ」)の協力のもとで生まれた。

企画・監督は1981年に東映動画(現・東映アニメーション)入社、40年の経験を持つ、 梅澤淳稔。 音楽は『プリキュア』シリーズ(『フレッシュプリキュア!』~『スマイルプリキュア!』)、 『ゾンビランドサガ』、 などなど数々の作品を手掛ける高梨康治(Team-MAX)が担当する。

本作品では、 梅澤の総指揮のもと、 東映アニメの伝統の継承と更なる革新、 若手スタッフの育成と挑戦を目的とする「PEROs」の一環として、 多くの若手クリエーターを起用している。
演出は都築悠一、 キャラクターデザイン/作画監督は鈴木沙知、 美術監督は葛西茉耶、 色彩設計は中島苗実が担当。 動画で経験を積んできた新人アニメーターも本作品で原画デビューを果たした。

「URVAN」とは、 「お盆」すなわち「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の語源といわれる、 紀元前7世紀頃の古代アヴェスター語「ウルヴァン(霊魂)」を指する。
本作品『URVAN』は、 長崎県佐世保市を舞台に、 霊を迎え入れ、 そして送り出すお盆をモチーフに、 「非日常」と「日常」が交錯する、 神秘的でどこかなつかしい、 サイバーパンクアクション。

長崎国際大学尾場ゼミの学生によって撮影された写真をもとに、 アニメーションとして表現された佐世保の実在の風景が、 サイバーパンクの世界へと変化し、 その不思議な街を謎の男女2人が駆け抜ける。
さらに、 全編を通じて、 佐世保を代表する特産品の数々も映像を彩り、 「尖った」「映える」形で地元の方でも新鮮に楽しめるよう表現している。

放送:テレビ佐世保 2月12日(金)16:54~から初回放送。 以降、 不定期放送

【スタッフ】
企画・絵コンテ:梅澤 淳稔
プロデューサー:深瀬 晋太郎
演出:都築 悠一
キャラクターデザイン/作画監督 : 鈴木 沙知
美術監督:葛西 茉耶
色彩設計:中島 苗実
CGディレクター:嶋田 利泰
撮影監督:長谷川 奈穂(旭プロダクション)
編集:神野 学(ソニーPCL)
音楽:高梨 康治(Team-MAX)
製作担当:村上 昌裕
協力:長崎国際大学 人間社会学部 国際観光学科 尾場均研究室
株式会社ジャックラビット
長崎県フィルムコミッション(JFC)
佐世保市 ほか

■ながさき旅ネット アニメ『URVAN』特集ページ
URL: https://www.nagasaki-tabinet.com/houjin/report/urvan