『モンスト』とマッドハウス初の共同プロジェクトが発足。ショートフィルム「絶望粉砕少女∞アミダ」が公開に

映像作品

ひっぱりハンティング RPG「モンスターストライク」(以下、モンスト)と、アニメ制作会社「マッドハウス」の初の共同プロジェクトが発足し、オリジナルショートフィルム「絶望粉砕少女∞アミダ」が公開された。

本作品では、「モンスト」が草案したストーリー原案を、「マッドハウス」がハイクオリティな映像に仕上げている。また、新鋭ガールズバンド「カネヨリマサル」が作品の世界観を彩る楽曲を提供、短尺のなかにも熱量が凝縮されたハイテンションな映像が完成した。モンストがアニメ制作会社とタッグを組み、ショートフィルムを制作するのは初の試み。

特設サイトには「絶望粉砕少女∞アミダ」に登場するキャラクター紹介や本編のシーンごとにシナリオを深掘りするギャラリーコンテンツを掲載。さらに、制作現場の裏側を感じることができる原画やラフ絵、背景画像などを公開中。

オリジナルショートフィルム「絶望粉砕少女∞アミダ」概要

◆ストーリー
舞台は現代―――
負の感情の高まりによって自我を失った人々、通称「絶望ピープル」が社会に蔓延していた。彼らの心には負の感情を拠り所に怪獣が寄生し、忘我の宿主を介して頻繁に社会問題を引き起こしていた。そんな中、女子高生のアミダは謎の宇宙人インフィニティXからヒーローに任命される。
人の精神世界に入り込み「イメージする力」を武器に怪獣を倒す能力を手にしたアミダ。しかし、次第に怪獣を倒すことが宿主の記憶の⼀部を奪っていることに気づき始める。悩むアミダだったが、折悪く、今度は親友であるキラリが「絶望ピープル」となってしまい―――

◆楽曲
カネヨリマサル(DON’T TRUST OVER 30.)「NO NAME」

アニメーション監督・原科 大樹 プロフィール
原科 大樹(はらしな・だいき)

1992年生まれ、業界期待のクリエイターとして注目される27歳。
2015年、大学卒業後、スタジオカラーでキャリアスタート。『龍の歯医者』で原画を担当。
2016年、TVシリーズ『ACCA13区監察課』(原画)、
2017年、TVシリーズ『モンスターハンターストーリーズ RIDE ON』(演出)に参加、
2018年からマッドハウスに席を移しTVシリーズ『ブギーポップは笑わない』の作画監督・原画で参加、
全18話中3話数の作画監督を単独で担当しきる。
2019年、OVA『ACCA13区監察課 Regards』にメインアニメーターとして参加したのち、今作を担当。

◆「モンスト×マッドハウス」プロジェクトについて
初監督で大変大きいタイトルということもあり緊張しましたが、周りの方々に支えられながら作品制作に挑みました。

カネヨリマサル プロフィール
「青春ロックを追い続ける」大阪を拠点に活動するガールズ3ピースロックバンド。
2014年3月に結成し、2019年4月24日 ビクターエンタテインメント「Getting Better Records」×「TRUST RECORDS」による共同インディーズレーベル「D.T.O.30.」(DON’T TRUST OVER 30.)の第1弾アーティストとして所属を発表。
提供楽曲の「NO NAME」は、1stミニアルバム『かけがえなくなりたい』に収録。

◆楽曲「NO NAME」に込めた思い
例えば、誰かに何かを言われたり、上手くいかなかったり、自分が誰かにとっての失敗であったとしても、心は流されず、自分が思う愛や正しさを信じ ていたいなと思って作りました。決意の曲であり、弱い自分への応援ソングだとも思っています。

◆「絶望粉砕少女∞アミダ」について
自分の世界だけで鳴っていた音楽が、アニメーションの世界の中で共存しているのを見て、とても感動しました。曲が持つ力を客観視させてもらった気 がして、ありがたい気持ちでいっぱいです。
(Vo&Gt ちとせみな)

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