『機動戦士ガンダムNT』村中知、松浦愛弓登壇の「女子会トークショー」開催。女子目線からガンダムを語る

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全国90劇場で公開中の『機動戦士ガンダムNT』について、「女同士で語ろう ガンダムNT女子会トークショー」というテーマのもと、本作のヒロインを務めた村中知さんと松浦愛弓さんの2人が登壇した。
初の女性キャストのみ登壇のイベントということもあり、村中さんは「男性のお客様も多いですが、女子ってこういうこと喋ってるんだな~と思いながら楽しんでください。」と明るく挨拶。

『機動戦士ガンダムNT』の楽しみ方について、村中は「モビルスーツ戦のかっこよさは、音楽も相まって否が応でも感じると思いますが、ヨナ、リタ、ミシェルたちの“相手のためを思っているのに伝えられない…”という複雑な感情の絡み合いだったり、人間のもがく姿に注目してほしい」と本作の魅力の一つである人間ドラマについても語った。松浦さんは、「すごく絵が綺麗。戦闘中のシーンが一番おすすめです。感動しながら観てほしいですね」と、村中さんとはまた違った目線から楽しみ方を語った。

また、『ガンダムNT』の推しメンを語るという、女子会らしいテーマでのトークも展開された。ゾルタンが推しメンだという松浦さんは、「好きな理由はルックス。細身で色白、割と身長もあってツーブロック…そうゆう見た目が好きでそれに近いのがゾルタンだった」とべた褒め。 「もう一人迷ったのはブリックで、爽やかでクールな大人の男性というイメージ」と語ると、主人公のヨナの名前が上がらないことに、村中さんが思わずツッコみを入れるシーンも。そんな村中さんは、自身の推しメンはブリックだとし、「私の推しメンがなぜブリックなのかは、映画を観ればわかるはず」と劇中でのブリックと村中さんが演じるミシェルとの関係を示唆しながら語った。また、ブリック以外にも気になる人物がいるそうで、「冒頭の頃に戦闘で大変なことになってしまって、残像を残して飛び散っていく男性サラリーマンのような人がいて、良い死に様なのですごく気になります」とマニアックな登場人物を挙げて笑いを誘った。

またモビルスーツのかっこいいところやかわいいところについて聞かれると、松浦さんは自身が演じたリタと関係の深いフェネクス挙げ、「フェネクスの後ろに2本ついているしっぽの様なものが、戦っているときに鳥の羽のように滑らかに動いているところ。これがリタの髪の毛を表現していると聞いて、余計に好きになりました」と自身のモビルスーツへの愛を語った。村中さんはモビルスーツについて「もちろん機体や装備などだけを見てもかっこいいのに、人間の欲望や

感情が相まって、機体がよりカッコよく見える。乗り手とリンクして、その機体のイメージが変わっていくと思います」と女性ならではの目線でモビルスーツの魅力を分析すると会場からも納得の声が。

つづいて、トークテーマが数々あるガンダムグッズになり、ドアノブハンガーや豆皿などユニークなグッズが紹介された。2人はグッズ化してほしいものとして希望を聞かれると、村中さんは「劇中に登場する思い出のペンダントが欲しいと思っていたら、実際にグッズ化されたので大変感激しております。今度はこの(ペンダントの)クリスタルがほしい」と自身にとっても思い出深いアイテムを熱望した。松浦さんは、「モビルスーツの着ぐるみ風のパジャマ」と答えると、村中さんも「それいいですね!」と大賛成。

最後に村中さんは、「様々のガンダムの名作に埋もれない、人間ドラマや音楽、モビルスーツの戦いのシーンなど、どれをピックアップしても引けを取らない作品になったと思います。一人でも多く、(ガンダムのこれからも続く)歴史の良い通過点として刻まれるといいなと思っています」と本作の想いを熱く語った。松浦さんは、本作にリピーターが多いことに触れながら「色んな見方で何回も楽しんでください!」と明るくアピールし、大盛況の中イベントは終了した。

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