初期のキャラソンも含めた14曲を披露!最高で溢れかえった「てさプル!催しもの」歌の部の模様をレポート

2月21日、パシフィコ横浜国立大ホールにて、TVアニメ『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』のイベント「てさプル!催しもの」が開催された。

本イベントには、作品に出演した西明日香さん、明坂聡美さん、荻野可鈴さん、大橋彩香さん、上田麗奈さん、三上枝織さん、大久保瑠美さん、小松未可子さん、高森奈津美さん、上坂すみれさんの10人が揃って登場。昼に行われた歌の部では、『てさぐれ!部活もの』シリーズの主題歌やキャラクターソングを披露し、ファンを楽しませた。

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開演時刻を過ぎると、会場には鈴木結愛、佐藤陽菜、高橋葵、田中心春の4人による会話が聞こえてくる。それはイベントの始まりを今か今かと待ちわびているもので、ステージに上る準備も万端といった様子。しかし、そんな彼女たちを脇目にプルプルんシャルムチーム5人がステージに颯爽と登場。なんと、1曲目「Stand Up!!!!」を、三上さん、大久保さん、小松さん、高森さん、上坂さんのみで歌うという意外な展開を見せたのだ。

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1曲目を終え会場が大いに沸く中、てさぐり部の4人が遅れて登場すると西さんは「舞台袖で待機してたのに!」と嘆けば荻野さんは「私たちだってOP歌いたかった!」と叫び、早くもいつもの賑やかな様子が再現される。

10人全員が揃うのはアニメ収録中でもなかったことで、今回のイベントはとても貴重な機会。というわけで、出演者はあらためてファンに向けて挨拶を行うと、その中で明坂さんは会場を見渡すと「こんなキャパが埋まるなんてバカばっかね」と言い放つと、ファンからは大歓声が返っていた。

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ここからはキャスト陣のキャラクターソングが立て続けに披露。まずは西さんと三上さんがステージに残ると「Red Hot Happy Days!」、さらに西さんはソロで「ひらめいチャッチャ!」も歌い会場を盛り上げる。ときにはアドリブを交えながらの歌唱で、自由奔放な姿が印象的だった。

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続いては大橋さん、高森さんが登場すると、「グリーン妄想モンスター」を披露する。続く大橋さんのソロ曲「小春日和」も含め、それまでのハイテンションな楽曲から一転して幻想的な雰囲気が会場を包む。また、楽曲が終わったあとのトークでは大橋さんが高森さんに対し「(歌の間)マジな視線を送っていたかも」と告白すると、会場のファンは大盛り上がり。一方の高森さんも、大橋さんが落としたイヤリングを付けてあげたりと、仲の良さを見せる一幕もあった。

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次に登場したのは荻野さんと小松さんで、この2人とくれば披露したのはもちろん「キラキラ Baby×Baby」。サビではタオルを回す演出も見せ、会場の熱気をさらに高めていくと、荻野さんはソロで「Call Me “Lazy”」も熱唱。このときにはエアギターまで見せつけ、会場のボルテージは最高潮に達する。

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その一方で、続く明坂さん、大久保さんの2人は「青と黄色のあまのじゃく」をしっとりと歌いあげると、さらに上田さん、上坂さんのコンビは「桃色友達認定」で見事なハーモニーを見せてくれた。さらに上田さんはソロ曲「とりかえっこ」も披露し、これまでとはまた違った雰囲気でファンを楽しませた。

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キャラクターソングが終わり、歌の部も終盤に差し掛かると、今度はてさぐり部の4人がステージに上がる。そして西さんも「この歌大好き」という楽曲、「てさぐり部部歌」を歌い始め、会場は再び熱気に包まれる。ここでは4人がアドリブを連発しながらステージを縦横無尽に駆け回ると、ファンもサビでコールアンドレスポンスを全力で繰り出し、この日一番の盛り上がりに。

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さらにキャスト全員が登場すると、会場にいるファン全員と校歌を歌うことに。ここではファンが合いの手を務めることになり、事前の練習では男性ボイスと女声ボイスをどう分けるかで大盛り上がり。いざ本番になると、会場からは見事なコーラスが響き、これにはキャストも爆笑の渦に。特に荻野さんは「最高すぎて最高が溢れかえってる!」と、楽しさを表現していた。

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最後はTVアニメのエンディングテーマでもある「色彩crossroad」を全員で歌って本編は終了。そしてアンコールが巻き起こる中、登場したのはなんと『みならい女神 プルプルんシャルム』の原作者・キダニエル氏。このサプライズに大きな歓声が鳴り響くと、同氏はさらに台本が白紙であることも明かし、笑いを起こす。それでも「スタッフとしてこの作品に携われたこと、本当に嬉しく思っています!」と力強く語り、温かい拍手が送られていた。さらにその後、プルプルんシャルムチーム5人がキダニエル氏の持っていたグッズの数々を次々と自分のものにしていき、ここでも笑いを取っていた。

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再びてさぐり部も含めた10人が登壇すると、最後は全員で「Stand Up!!!!!!!!!!」を歌うことに。間奏の自己紹介もしっかり10人分用意され、上坂さんのロシア語も炸裂。終始笑顔で満ち溢れていた歌の部は、こうして幕を閉じた。

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公式サイト

(C)てさぐれ!製作委員会 / (C)みならい女神育成局/講談社