トムス、プロデュース事業強化に向けたプロジェクトを始動 第1弾として『バイオハザード:インフィニット ダークネス』を全世界配信

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トムス・エンタテインメントは、アニメーション作品のプロデュース事業をさらに強化することを目的とし、他社スタジオとも協業したアニメ作品をプロデュースする“UNLIMITED PRODUCE プロジェクト”を始動した。

“UNLIMITED PRODUCE プロジェクト”とは

トムスはグローバルに拡大する日本アニメのニーズに応え、ジャンル的にも表現的にも、これまで以上に多岐にわたる作品を世界に向けて提供できる体制を整えるため、内製制作ラインの稼働と並行して、外部スタジオとの協業を軸とした、新規作品の企画・製作・事業・宣伝を自社で行う「自社プロデュース作品」への取り組みを強化する。

背景としては、日本アニメ産業においては、ビジネスが成功した場合でも、制作会社や制作に関わったスタッフにまで利益が還元されにくい産業構造がある。これを少しでも改善できるよう、制作会社の立場をよく理解している自らが作品をプロデュースし、従来にないビジネススキームを構築することで、新しい利益配分の仕組み作りに挑戦することになる。

アニメ業界での豊富な経験とネットワークを活かし、作品の企画内容と制作スタジオとのマッチングによって、良質な作品を世界に向けて送り出し、収益の拡大を図り、その収益を作り手にも還元するという、日本アニメ産業全体の構造改革に寄与できるような取り組みを目指すとしている。

本プロジェクトの第1弾として『バイオハザード:インフィニット ダークネス』が2021年7月8日にNetflixで全世界独占配信を開始する。当該作品は、Quebicoとトムスとの共同制作作品。また、“UNLIMITED PRODUCE プロジェクト”としてすでに複数の作品が企画進行中であり、今後も随時有力作品の発表を行っていくという。

『バイオハザード:インフィニット ダークネス』作品概要

カプコンの家庭用ゲームソフトとして全世界でシリーズ累計販売本数1億1千万本以上を超えるサバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」が今回、シリーズ初の連続CGドラマとして制作された。190ヵ国以上で2億800万人の有料メンバーが利用するNetflixで2021年7月8日より全世界独占配信を開始する。

2017年公開のCG映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』から4年、更なる進化を遂げた未だかつてないフル3DCGアニメーションの映像作品が動き出する。

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