野外DJイベント「Re:animation」運営会社が破産　コロナウイルス感染拡大で事業環境が急速に悪化

野外DJイベント「Re:animation」を運営していたリアニメーションが、10月28日、東京地裁から破産開始決定を受けた。東京商工リサーチが報じている。負債は現在調査中とのこと。

リアニメーションは、アニメソングに関連したイベントの企画運営を手掛けていた。「Re:animation」を冠したイベント名で、当初は新宿・歌舞伎町や中野などの繁華街でアニメソングに限定した野外クラブイベントを開催、その後地方でも開催するなど盛り上がりを見せていた。

また開催資金の一部をクラウドファンディングで賄うなど、アニメファンを中心に支持を広げ、近年は人気声優や歌手なども出演する野外フェスティバルの開催や「THE IDOL M@STER（アイマス）」とのコラボレーションイベントを行うなど注目されていた。

2020年に入り3月28、29日に開催を予定していた山梨県での野外フェスティバルが、コロナウイルス感染拡大に伴い中止となったことで、事業環境が急速に悪化。5月には破産等を視野に債務整理等を行っていることを公式Twitterで明かしており、今回の措置へとつながった。

【お知らせ】SNS等にて拡散されている株式会社リアニメーションの破産につきまして、同社が破産等を視野に債務整理等を行っていることは事実です。

なお『Re:animation 14』やクラウドファンディングについては、一切法的な問題が生じないよう真摯に対応を進めております。#reani_dj #リアニ

— 『Re:animation』公式 (@reanimationjp) May 29, 2020