【バンナムIP別売上高】『ガンダム』2020年1~3月は154億円…40周年に合わせた展開が人気を博す

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5月20日、バンダイナムコホールディングスは2020年3月期 の決算短信を発表。その中で、『機動戦士ガンダム』の売上高は前年同期比約13%減の154億円となった。また、国内トイホビーの売上は前年同期比約15%減の71億円を記録している。
どちらも前年同期比では減少しているが、2020年3月期の通期で見ると、全体は前年とまったく同じ781億円、国内トイホビーは約9%増の357億円と、好調な推移を見せていることが分かる。

トイホビー事業についてはプラモデルやコレクターズフィギュア等のハイターゲット層(大人層)向けの商品が好調。
また映像製作においては、40周年に合わせた新作映像の公開や様々な情報の発信が話題換気に繋がり、人気を博したとしている。

40周年の施策は現在も続いており、6月にはガンダム映像新体験TOURとして『逆襲のシャア』『ガンダムNT』の4DXリバイバル上映が全国20の劇場でスタートする。さらに7月23日には『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の公開も予定している。