ARCH、『アズールレーン』で知られるYostarの設立するアニメ会社Yostar Picturesの設立・経営に参画

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アーチ(ARCH)は、この日(1月8日)、Yostarが新設するアニメーション制作会社・Yostar Picturesの設立及び経営に参画することを明らかにした。

Yostarはスマートフォン向けゲームアプリ「アズールレーン」をはじめ、 多数のアプリ配信、 IP展開を行うゲーム運営会社で、保有するIPのアニメーション映像への展開はIP戦略の一環として位置づけている。そこで、 同社の求めるアニメーション映像を制作するため、 新たにアニメーション制作会社Yostar Picturesを設立する運びとなった。

ARCHは、アニメーション製作・制作に関するノウハウはもとより、 経営視点を備えた企画戦略の立案・実装において強みを持つプロデュース会社であり、 その組織構築から戦略立案、 作品製作・制作についてサポート、 実装を担うべく、 今回Yostar Picturesに資本出資も行ったうえで、 その設立及び経営に参画することとなったという。

Yostarの戦略を具現化し、 魅力的なアニメーション映像を創出するため、 ARCHが保有するアニメーション製作・制作に関するノウハウ・人脈を最大限に活用し、 Yostar Picturesの経営参画に注力していく、としている。

Yostar Pictures概要
Yostar Picturesは代表取締役をYostar代表の李衡達氏が兼任し、 主にアニメーション映像の企画・製作・制作を行うアニメーション制作会社。 プロダクション機能だけではなく、 企画開発や製作委員会の組成などのプリプロダクション機能も持つ。制作スタジオとしては、 合同会社アルバクロウの稲垣亮祐氏(「キズナイーバー」ラインプロデューサー、 「異能バトルは常系のなかで」アニメーションプロデューサーなど)、 斉藤健吾氏(「プロメア ガロ編」作画監督、 「SSSS.GRIDMAN」総作画監督など)を取締役として迎えて制作体制を構築し、 デジタル技術を積極的に活用した映像制作を行う。

ARCH概要
2017年に創業したIP・アニメーション作品のプロデュース会社。アニメをはじめとした映像作品の企画開発・プロデュースや、 アプリゲームのIP展開プロデュースなどが主な事業。 最新テクノロジーや業界の枠を超えた企画、 実装への施策を提供。主な実績に、 劇場アニメ「プロメア」(宣伝・プロデュース協力)、 WEBアニメ「みるタイツ」(プロデュース)、 「呪術廻戦」領域大展開キャンペーン(企画・プロデュース)をはじめ、 サウジアラビアのコンテンツ企業・マンガプロダクションズと東映アニメーションが共同製作する劇場アニメ「ジャーニー(The Journey)」のプロデュースを担当。