「Amazonプライムビデオ」が最も利用される動画配信サービス 20~30代の最多視聴コンテンツは「アニメ」

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ジャストシステムは、 マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、 ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告月次定点調査(2019年11月度)』の結果を発表した。動画配信サービスで最も利用が多かったのは「Amazonプライム・ビデオ」だった。また視聴するコンテンツは、20~30代でアニメが最も多かったとのこと。

なお、この調査は、17歳~69歳の男女1100名を対象にしたもので、集計データとしてまとめた全64ページの調査結果レポートを「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページで無料提供しているという。

【調査結果の概要(プレスリリースより)】

■8割以上が、 「月額制動画配信サービス」を認知
毎月、 決まった料金を支払うことで動画コンテンツが見放題になる「月額制動画配信サービス」の認知率は83.6%でした※1。 「利用している」人の割合は24.1%で、 男女別に見てみると、 男性は28.0%、 女性は20.2%でした。 また、 「知っているが、 利用は検討していない」男性は47.3%に対し、 女性は53.6%でした。 男性の方が利用に前向きなことがわかりました。
※1「利用している」「利用していないが、 利用を検討している」「知っているが、 利用は検討していない」と答えた人の合計。

■最も使われている動画配信サービスは、 「Amazonプライム・ビデオ」
最も利用されている月額制動画配信サービスは「Amazonプライム・ビデオ」(66.4%)、 次いで「Netflix」(22.3%)、 「Hulu」(21.5%)でした※1。 また、 視聴することが多い動画のジャンルを3つまで回答してもらったところ、 一番多くの人から挙がったのは「海外の映画」(47.9%)でした。年代別に見てみると、 10代は「日本の映画」を挙げた人が最も多く(58.1%)、 20代と30代は「アニメ」(20代:56.2%、 30代:42.6%)、 40代以降は「海外の映画」でした(40代:52.2%、 50代:53.5%、 60代:70.6%)。
※1 複数回答あり。

■動画配信サービス利用者の4割以上が、 「複数の有料サービスを利用中」
月額制動画配信サービス利用者のうち、 「複数の有料サービスを契約している」人は42.3%でした。年代別に見てみると、 10代(51.6%)、 20代(54.7%)、 30代(40.4%)、 40代(32.6%)、 50代(34.9%)、 60代(35.3%)で、 10代と20代では半数を超えました。

■有料の動画配信サービスを複数利用している人の35.7%が、 「月額3,000円以上」
有料の動画配信サービスを複数利用している人に、 一カ月あたりの料金総額について聞いたところ、 「1,500円~3,000円未満」が最も多く(36.6%)、 次いで「1,500円未満」でした(19.6%)。 「3,000円以上」と答えた人は35.7%、 「1万円以上」と答えた人も9.8%いました。

 

調査期間:2019年11月26日~2019年11月30日
調査対象:Fastaskのモニタのうち、 17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査