ネクストバッターズサークルが破産申請と東京商工リサーチが報道 ティアスタジオのスタジオ名で『フラグタイム』などを制作

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株式会社ネクストバッターズサークルが、12月13日までに事業を停止し、破産申請を宇都宮貴士弁護士に一任したと東京商工リサーチが報道している。負債総額は約4300万円、うちアニメーターらへの未払い分は約50名に対して約800万円だったという。

ネクストバッターズサークルは当初は制作協力が中心だったが、「ティアスタジオ」のスタジオ名で2018年のテレビアニメ「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」以降、アニメ制作元請として多数の作品を手掛けてきた。
2019年にはテレビアニメ「なんでここに先生が!?」のほか、現在公開中の劇場版アニメ「フラグタイム」などを制作している。

しかし同年の11月から12月にかけて、ティアスタジオの公式サイトが閲覧できなくなったり、Twitterアカウントが削除されたりと、不可解な展開を見せていた。

関連URL(東京商工リサーチ)
https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20191216_01.html