『エヴァンゲリオン』制作のカラー、ガイナックス代表者との関係を否定 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』への影響もなし

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『エヴァンゲリオン』シリーズを制作するカラーは、ガイナックス(代表取締役:巻智博)代表者を被疑者とする刑事事件に関する報道について、「『新世紀エヴァンゲリオン』を含めた『エヴァンゲリオン』シリーズ作品に当該被疑者が関与した事実はなく、当社は、当該被疑者と一切関係ございません」と否定した。

また、『エヴァンゲリオン』シリーズの原作・総監督等である庵野秀明氏と、同社取締役、同シリーズで監督・副監督等を務めた鶴巻和哉氏も一切の面識や関わりはないとしている。

これはガイナックス代表者の巻智博が準強制わいせつ容疑で逮捕されたことを受けての発表だ。上述の通り現在のガイナックスは『エヴァンゲリオン』との関係は皆無だが、新聞各社の報道で「エヴァ制作「ガイナックス」」といった表記がされているため、今回のリリースに至ったのだろう。

加えて「2020年6月公開予定の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の制作及び上映について、今般事件による影響はございません」との記載もされている。

なお、かつてガイナックスが運営していたシューティングバーEAも現在は提携関係にはないとのことで、「本件に関しまして当店へのお問い合わせはご遠慮ください」とTwitter上でアナウンスしている。

当社作品に係る一部報道について
https://www.khara.co.jp/2019/12/05/news/