春奈るなさんのデビュー5周年記念ライブ「春奈るな LIVE 2017 “5th Anniversary Fes.”♡with you♡」が、5月2日(火)、お台場のZeppダイバーシティ東京で行われ、多くのオーディエンスを魅了した。
この日5月2日は春奈さんにとって、2012年に梶浦由紀さんが作詞作曲を手掛けた「空は高く風は歌う」(TVアニメ「Fate/Zero」2ndシーズンEDテーマ)でデビューしてからちょうど5周年の記念日。通常のワンマンライブとは違い様々なアーティストをゲストに迎えての「Fes.」と銘打っていることもあり、集結したファンはいつもとは違った興奮に包まれていた。

開演時間になり客電が落ちるとオープニングSE「Prologue ～over the sky～」が流れ、1曲目はデビュー前に雑誌「リスアニ！」の付録CDに収録され話題となった「微熱の月」でスタート。これは春奈さんの1stライブと同じ演出で、当時を知るコアファンはニヤリとする内容。
冒頭から「狂想リフレイン」「アイヲウタエ」(TVアニメ「<物語>シリーズセカンドシーズン」EDテーマ)とロックチューンで盛り上げ、立て続けに「Startear」(TVアニメ「ソードアート・オンラインⅡ」EDテーマ)、「Overfly」(TVアニメ「ソードアート・オンライン」フェアリィ・ダンス編EDテーマ)などのシングル代表曲を披露した後、ステージは一転して妖しい雰囲気に変わり、1stアルバム当時のレパートリー、マチゲリータ三部作メドレーへ。

 

ここで最初のゲストアーティスト、AKIRAさんが登場。今年2月リリースのコラボ・ミニアルバムから、マチゲリータ三部作の続編となっている「禁忌の暁星」をデュエット。女性同士とは思えない妖艶な絡みも交え、シリアスなダークロックを披露した後はまた一転、長い付き合いのモデル仲間ならではの気さくなトークで会場を和ませる。

 

続いてKOTOKOさんが登場。今年1月の「ANIMAX MUSIX 2017 OSAKA」、2月の「C3 in Hong Kong」に次ぎ3度目となる「S×W ?soul world-」(PS4/PS Vitaソフト「アクセル・ワールド VS ソードアート・オンライン 千年の黄昏」主題歌)を共演、滅多に見ることのできないコラボで観客を熱狂させた。

 

ゲストパートの最後は妄想キャリブレーション。こちらは現在放送中のTVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』のエンディングテーマ「桜色ダイアリー」を爽やかに披露し、このコーナーでは6月18日(日)に、渋谷クアトロにて開催されるイベント＜「冴えない歌姫のスペシャルライブ♭」春奈るな×妄想キャリブレーション＞の決定も発表した。

 

最終ブロックはファンの間での定番曲や滅多にライブで聴くことのできない曲などを交えながら、鉄板曲「君色シグナル」ではなんと、妄想キャリブレーションのメンバーがダンサーとして登壇、華やかに本編を締めくくった。

アンコールで再び登場すると、ここで記念すべきデビュー曲「空は高く風は歌う」を熱唱。MCでは待望のニューアルバムの発売決定を発表し、この5年間で出会ったすべての人々への感謝の気持ちを伝え、「6年7年8年、これからもずっと一緒だよ！」とコメント、アンコール最後は「るなティックワード」で大団円となった。