『舞台アルカナ・ファミリア Episode0 希望の花』公開ゲネプロ写真&嶋崎裕道、村上渉らキャストコメントが到着

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3月1日より『舞台アルカナ・ファミリア Episode0』の舞台が、CBGKシブゲキ!!にて幕を開けました。公演に先駆けて行われました公開ゲネプロの模様と、キャストからのコメントが到着した。
今回で三度目の公演となる『舞台アルカナ・ファミリア』。原作ではまだ触れられていない過去の物語を主眼に置いたストーリーで、これまでの明るく楽しいテイストから、主要キャラクターを減らしたことでよりキャラクターの内面に踏み込んだドラマティックな内容に仕上がっていた。演出は前二作に続いて映像出身・八十島美也子。原作背景を使用した映像で錬金術やアルカナ能力を使用するシーンをダイナミックに演出。よりわかりやすく、原作未プレイでも充分楽しめるエンターテイメント作品にしあげた。

地中海に浮かぶレガーロ島。島の自警組織「アルカナ・ファミリア」未来の幹部のデビト(島崎裕道)、パーチェ(村上渉)、ルカ(荒一陽)は、その身にアルカナ能力を宿したものの扱いに手を焼いていた。そんな中再び流行り病が島を襲う。その予防薬を作るジョーリィと被検体になるデビトの妹のステラ(倉持聖菜)。流行り病がなぜ再び発生したのか、そしてステラとデビト達の運命は――。

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劇場全体をレガーロ島とし、客をレガーロ島の住民として物語にまきこんでいく。記憶、思い出、未来など原作やこれまでの舞台につながるキーワードを軸に、誰もが通った子供から青年へと移り変わる繊細な時期をデビト、パーチェ、ルカ幼馴染三人組が演じ、舞台オリジナルキャラクターのステラは太陽のような明るいアクセントを物語においていく。唯一、連続出演のジョーリィはこれまで以上にキレのあるアクションと重厚な存在感を見せて『舞台アルカナ・ファミリア』の事実上の座長と言っても過言じゃないだろう。舞台オリジナルストーリーながら、恋愛を主軸とする原作では描くことが難しいキャラクター達の成長や若さゆえのぶつかり合いなど甘酸っぱさを存分に描いた内容だが、オリジナルキャラクターのステラ目線で見ると希望に満ちたストーリーに見えるところに「希望の花」というサブタイトルが浮かび上がる。次は9月にエピソード3の上演が決まっており、こちらも楽しみにしたいところだ。

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キャストコメント「観て欲しいシーンは?」

デビト役嶋崎裕道

殺陣がとても多いので、かっこいいデビトを見せたいです。今回三人が本気で殴り合いの喧嘩をするんです。普段怒らないルカもカチンときて、パーチェもドカンッときて、俺もイラッときて。まさに「青春」を見て欲しいです。そしてステラは本当に妹みたいで、本気で守ってあげたくなる愛らしいキャラクターです。

パーチェ役:村上渉

限られた寿命のことなど、これまで誰にも打ち明けてこなかった自分の弱さをステラに告白するシーン。若いパーチェだからこそ表現できる部分だと思います。そして、今回もかなりの量と数を食べていますが、まだまだ食べられます!(笑)

ルカ役荒一陽

幼馴染三人組の中でもからかわれることが多いのですが、年上として三人を守りたいという気持ち、心配させないようにまとめなくては、守らなくては、というルカの気持ちを魅力的にみせたいと思います。ステラはいい子でしっかりしているお姉ちゃんであり妹であり、お客様もきっと好きになるキャラクターです。今回のアルカナも本当に素敵で楽しい作品だと思います。

ステラ役:倉持聖菜

デビト、パーチェ、ルカが「ステラを喜ばせようとする」ことに注力しすぎていて、真面目すぎて良い意味でおバカなところがかわいらしいです(笑) 実際演じてみて、本当にステラを喜ばせようとしている気持ちが素直に伝わってきて嬉しかったので、そのシーンは楽しく観てほしいです。

ジョーリィ役塩口量平

一人一人のキャラクターが深いところまでほりまれており、とてもいい台本を頂いたなと思います。今までの「舞台アルカナ・ファミリア」では殆どなかったジョーリィのアクションは頑張って動いているので是非観てほしいですね。今回の結論としては、アルカナ能力者だろうがなんだろうが、男は黙って拳で語る、ということ。
実はこれとてもポイントで、アルカナ能力者なんだけれども本当の想いはここ(心・気持ち)で伝えるのが男ですから。三人組が今回は若く感情を露わにするシーンはいいなって思いながら僕は袖で見守っています(笑)

公式サイト

(C)HuneX (C)2017舞台アルカナ・ファミリア0製作委員会
撮影:吉岡晋