『ゼロの使い魔』ヤマグチノボルの遺したプロットを元に、続刊の制作が決定。兎塚エイジによる記念イラストも

『ゼロの使い魔』著者であるヤマグチノボル氏が永眠してから約2年、同作品の最新作が、ついに刊行されることになった。

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ヤマグチ氏は闘病中、『ゼロの使い魔』シリーズ完結へむけ、続刊2冊のプロットを作成していたという。MF文庫J編集部によると、入院当初はヤマグチ氏自ら、最終巻まで執筆を行うとの発言もあったそうだが、やがて作成されたプロットを元に、『ゼロの使い魔』の続刊の制作を託したいと、依頼があったという。

そして今回、同氏の遺志とファンからの応援を受け、『ゼロの使い魔』第1巻が発売されました2004年6月25日にちなみ、2015年6月25日に『ゼロの使い魔』公式サイトにて続巻刊行の決定を発表する形となったそうだ。

公式サイトでは、続巻刊行の経緯の説明の他に、ヤマグチ氏と親交の深かったの人物からのコメントや、『ゼロの使い魔』を巡る年表、そして、2012年に開催された『MF文庫J10周年記念 夏の学園祭』にて公開された展示パネル『ゼロから見てみるゼロの使い魔』のデータを随時公開していくという。また、本作のイラストレーター、兎塚エイジ先生による、続巻刊行記念イラストも公開されている。

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公式サイト
ゼロの使い魔 (MF文庫J)
ゼロの使い魔 (MF文庫J)

posted with amazlet at 15.06.26
ヤマグチ ノボル
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