TYPE-MOONが新スタジオ「studio BB」を設立。武内崇、奈須きのこらとともにTYPE-MOONの世界観を拡張するゲームを開発

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TYPE-MOONは8月30日、新たなゲーム開発に挑戦するための新スタジオ「TYPE-MOON studio BB」(以下「studio BB」)を設立した。

「studio BB」のスタジオディレクターには、『Fate/EXTRA』『世界樹の迷宮』『ドラゴンクエストビルダーズ』などの開発を手がけたゲームクリエイター、新納一哉氏が就任。
今後は、TYPE-MOONの武内崇氏や奈須きのこ氏をはじめとするクリエイターや、チームと協働し、TYPE-MOONの世界観をさらに拡張するゲームの開発を行うという。

スタッフからのメッセージ

新納一哉(スタジオディレクター)
studio BBは、TYPE-MOONが新たなゲーム開発に挑戦するために設立した新スタジオです。
武内崇、奈須きのこはもちろん、多くのクリエイター、パブリッシャーと協力しTYPE-MOON世界の魅力を、多種多様なゲームとして皆さんにお届けできたらと思っています。
studio BBは、外部のデベロッパーと協力して開発する中規模~大規模の3Dゲームと、社内で開発する小規模の2Dゲームの2つの柱で開発を進めていく方針です。

武内崇(TYPE-MOON 代表)
新納さんとはじめてお会いしたのは、10年ほど前になります。
「この企画を見てください」と『Fate/EXTRA』の企画書を手渡された時の衝撃は、未だに忘れることが出来ません。

それは奈須きのこ、そしてTYPE-MOON作品へのラブレターであり、挑戦状であり、そして冒険へ誘う地図でした。
私達TYPE-MOONにとって、新納一哉は黒船です。
新天地より現れて、変革をもたらす冒険者。彼と共に、新しいTYPE-MOONが始まります。
あの時と変わらない、冒険の地図を広げる新納さんの笑顔に、今はワクワクが止まりません。

奈須きのこ(TYPE-MOON シナリオライター)
それは誰もが知る定番の冒険譚でありながら、おかしな視点を持つ語り部による物語だったり。
多くの人々が通った足跡だらけの道筋なのに、誰もが見落とした風景を捉えるカメラだったり。
新納一哉が作るゲームには、いつもそんな驚きと発見、挑戦がありました。
そして自分が好むゲームは、今も昔もずっと、そういうものだったのです。
やっと少年の頃に見た夢に追いついた。
今はそんな気持ちでいっぱいです。
「いつか何の緩衝材もない環境で一緒にゲームを作りたい」
数年前に交わした夢物語が奇縁の果てに実現しました。
間違いなく、『studio BBの立ち上げを喜んでいるランキング』トップ5に入るのは自分です。
でも『studio BB』って……嬉しいけど……BBって……(笑)

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