朗読劇『ハニーレモンソーダ』岡本信彦、大橋彩香のパンフレット撮影の模様が到着。「“生感”という、その緊張感も楽しみたい」

声優

9 月 3 日(土)からヒューリックホール東京で開催される、上田麗奈、江口拓也、大橋彩香、岡本信彦、小野大輔、斉藤壮馬、高橋李依、増田俊樹、Machico ら人気声優 52 名が出演するアニマックス朗読劇『ハニーレモンソーダ』。

今回、パンフレット撮影現場より、9 月 11 日(土)に三浦 界(みうら かい)役で出演する岡本信彦さんと、9 月 7 日(水)に石森 羽花(いしもり うか)役で出演する大橋彩香さんに直撃インタビューが到着した。

【開催直前インタビュー】出演する意気込みから、『ハニーレモンソーダ』のようなキラキラした!?学生時代のエピソードまで!

――演じるキャラクターの印象を聞かせてください。
岡本信彦(以下、岡本):僕の演じる界くんは、クールでかっこいい男の子。ファーストインプレッションはクールというか不愛想な印象が強いのですが、一本筋が通っていて、踏み込めば踏み込むほど味が出るタイプだと感じました。

大橋彩香(以下、大橋):羽花ちゃんは、登場時は地味な印象を受けるのですが、本当はすごく明るい女の子。界くんや友人たちの影響を受けて、どんどん勇気を出せるようになっていきます。苦手なものに立ち向かい、変わっていく姿がすごく素敵だなと思いました。

――そんな界くん、羽花ちゃんに共感できる部分はありましたか?
大橋:私も周りを気にするタイプで、自分に自信がなく、自己肯定感が低いんです。そういう部分が似ているからこそ、羽花ちゃんが変わっていく姿に勇気をもらえました。

岡本:僕と界くんは、どちらかというとかけ離れた存在だと思います。僕は学生時代、“広く浅く”交友関係を築くタイプだったので…。界くんは仲間たちだけに心を開く“狭く深い”タイプな気がして、そういうのって特別感があって良いなと思いました。界くんのようにクールな男の子になりたかったんですけどね~…。確固たる意志とプライド、そしてかっこいい顔がないと難しいと思います(笑)。

――本公演には、総勢 52 名の声優さんが回替わりで出演します。ズバリ、マルチキャストの魅力はなんだと思いますか?
大橋:それぞれに演技プランがあるので、その違いを楽しめるのが一番の魅力ではないかと思います。何度も出演される方でも、キャストの組み合わせが変わると演技もガラッと変わるので。その化学反応を楽しめるのが、マルチキャストの良いところなのではないでしょうか。

岡本:全公演の出演者が超豪華ですしね!どの公演も気になる…全通したい(笑)。『ハニーレモンソーダ』が好きな人は、自分の好きな配役で作品・キャラクターを楽しむことができるのが、この公演の醍醐味になりそうですね。

――朗読劇だからこそ意識していること、こだわっていることは?
岡本:音だけの情報だと、聴き取れなければそこで情景が途切れてしまうので、少し明瞭に話すことを意識しています。しかし、この公演に関しては、僕の抱く界くんはクールにぼそっと話すイメージなので、息を多めにしすぎて不明瞭にならないかが心配。羽花ちゃんが反応する言葉は、お客さんにも絶対に届けなければいけない言葉だと思うので、テクニカルさが必要になってくると思っています。

大橋:アニメは尺やタイミングが決まっていますが、朗読劇は自由。間合いやテンポは私たちの掛け合い次第になってくるので、皆さんが楽しめるテンポはどれくらいなのかを意識しています。その自由さを私たちも楽しめる分、録り直しがきかないのも朗読劇の醍醐味。“生感”というか、その緊張感も楽しめるように稽古に励もうと思います。

――本作のタイトル「ハニーレモンソーダ」のようにキラキラした思い出があれば聞かせてください。

岡本:体育祭の応援団の練習後に、みんなでご飯を食べていたのはキラキラしている風な思い出なのですが、実際キラキラしていたかというとそうでもない(笑)。陰キャなりに行事ものには参加していたのですが、良い思い出がそんなにないんです…。高校 2 年時の文化祭で劇をやることになったのですが、声優養成所に通っていたこともあって、最初は普通に演技をしたのですが、めちゃめちゃイジられまして。だからわざと棒読みでセリフを読んだという辛い思い出の方が残っています(笑)。

大橋:私も陰キャだったのですが、陽キャになりたいタイプだったので、頑張って体育祭のチアリーダーに参加したり、文化祭でみんな一緒に買い出しに行ったりしていました。
陰キャだけど陽キャみたいな気持ちを味わっている時が、一番キラキラしていたと思います。精神的に踏ん張らなきゃいけない時もありましたが(笑)。

――最後に、朗読劇を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
岡本:こんな豪華なキャストが揃う公演で、メインキャラクターの界くんを演じられることが本当に光栄です。すべての回それぞれに良さがあると思うので、僕も精一杯演じようと思います。
来ていただける皆さん全員が楽しんでくれますように。

大橋:原作は登場人物が多く、巻数も多いのですが、それを朗読劇でどこまでやるのか、4 人でどう表現するのか、どう構成されていくのか、私自身もワクワクしております。羽花ちゃんを魅力的に演じられるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!


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