『声優と夜あそび』田所あずさが“ベテラン声優”から愛の洗礼

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テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」は、「アニメLIVEチャンネル」において、2021年3月5日(金)の夜10時から夜11時30分にわたり、『声優と夜あそび 金【関智一×森久保祥太郎】 #32』を配信した。

本配信では、田所あずささんがゲストとして登場。この先何十年も活躍できるよう、「大先輩からの極意を伝授いただきたい」というマネージャーさんからの熱い思いをうけ、「田所あずさの大先輩に教わりたいSP!」と題した特別企画を実施した。
以前、月曜日の配信にゲストで出演した際に「金曜日は行かない方が…」と言われ「覚悟を決めてきた」という田所さん。大先輩である関さん、森久保さんへ教わりたいことをピックアップしてきたそうだが、映し出されたモニターには覚えのない企画が。早速、金曜日ならではの洗礼を受けた。

まずは「27歳からの声優人生を教わりたい!」ということで、現在27歳の田所さんが今後も声優として活躍するために、大先輩に聞きたいことを本気で質問。関さん、森久保さんは自身の27歳を振り返りつつ、「オーディションのとき心掛けていること」「人生のターニングポイント」といった質問に本気で答える。

オーディションのとき、「キャラに合う声を模索して緊張してガチガチになってしまう」という田所さんに関さんが「楽しい気持ちをプラスして」「聞いている人を楽しませることが大事」と、製作陣の目に止まれるようなポイントを教えると、森久保さんも「無理に寄せて作っていくより、そのキャラクターを自分なりに解釈した芝居を乗っけて」「他のキャラクターで通ることもあるから」と優しくアドバイス。
さらに「心が疲れてしまうときはありませんか?」とオーディションが多い声優特有の悩みを打ち明けると、関さんが「仕事が落ち目のときにマネージャーと大阪まで車で移動中ずっと助席で泣いていたこともあった」「どうしても不安定になる時期はある」と告白。大先輩でも同じような悩みを持っていたことを知り、どこか気持ちが楽になった様子だった。

また、プライベートで落語を観に行き、声優業にも生かせるのではないかと落語に興味を持ったという田所さんからの「演技の幅を広げるため落語を教わりたい!」というリクエストに応え、関さんが特別授業を開催。
「お芝居は役を演じるけど、落語は役を演じるんじゃない。話のテンポを一番大事にする」というお芝居と落語の違いや、落語ならではの所作を優しく教える。授業を踏まえ、田所さんが『桃太郎』を題材に即興落語に挑戦するが、「誰がしゃべってるんでしたっけ!」と一人芝居に苦戦。
「普段のお芝居とは全然違うし、所作やコツを聞いたことがなかったので、勉強になりました」と感謝を伝えた。

番組の終盤では、知らない曲をノリだけで全力で歌う、金曜日の恒例コーナー「全力!なんとなくカラオケ!」を実施。関さん、森久保さんが『抱いてセニョリータ』を披露した。以前歌ったことがあるにも関わらず、全く覚えてない様子の2人が美声をフル活用し、全力で歌う。
田所さんは『聖母たちのララバイ』に挑戦。“聖母”を“マドンナ”と読むことさえ知らなかったそうで、この曲を知る関さん、森久保さんは知らないメロディーを雰囲気で歌う田所さんに爆笑。かなり気に入ったのか、エンディングでも『聖母たちのララバイ』をアンコールし、3人で歌いながら配信を締めくくった。

『声優と夜あそび 金【関智一×森久保祥太郎】#32』
2021年3月5日(金)配信:https://abema.tv/video/episode/218-174_s5_p39
出演者(敬称略):関智一、森久保祥太郎、田所あずさ(ゲスト)