「声優と夜あそび」関智一が超本気の“先生”モードで熱血授業! 分かりやすい内容に森久保祥太郎も「参考になります!」

動画番組

テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」は、「アニメLIVEチャンネル」において、2021年1月22日(金)の夜10時から夜11時30分にわたり、『声優と夜あそび 金【関智一×森久保祥太郎】 #27』を配信した。

本配信では、「智一先生の授業を見てみたい!」と題したコーナーを実施。長年にわたって養成所の講師を務めている関さんが、“先生”として簡単な授業を行った。
劇団の役者から声優となった森久保さんは、「ずっと自己流のトレーニングを重ねてきたので、養成所の授業にはとても興味があるんです!」と関さんの授業に興味津々の様子。番組スタッフもひとり生徒役に加え、関さんの講義がスタートした。

関さんは、まず基本となる“腹式呼吸”について説明。発声の際に腹式呼吸がよいとされる理由には諸説ある……としつつ、関さんは“自分がなるほどと思った理由”として「顔から遠い場所(横隔膜)を使って呼吸することで、肩から上を自由にする(表情などを演技に使えるようにする)」と語ります。「理由を知ることで(頭の中に)入ってくることもある。ただ“言われたからやる”じゃなくて、理由を考えてみてください」と、物事を学ぶ上での大切な心構えを話した。

活舌改善の特訓として早口言葉の練習を行った後は、朗読の実習へ。「舞台や映像でのお芝居と違って、声優は殺風景なスタジオで演技をしなければいけない」「自分で情景をイメージしながら演技することが重要」と解説し、実際に番組スタッフと森久保さんが小説を朗読していく。森久保さんは当然すらすらと読めるが、
初挑戦の番組スタッフは苦戦している様子。しかし、関さんは「最初に人前で文を読むというのは緊張しますよね。まずは、その第一歩に挑戦した勇気を褒めたたえたい」と優しくフォローし、情景の具体的なイメージ例を挙げていく。
さらに関さんは、会話においては、登場人物の設定を踏まえた上での役作りや、「自分のセリフをどう読むかに意識がいきがちだけど、セリフは人のために言っているものだと意識してほしい。このセリフで、相手がどんな感情になるのか。相手がどんなセリフを返すのかを想定することが大切」と丁寧に解説した。

授業を受けた森久保さんは「実は去年から、自分のメソッドをまとめた教科書をコツコツ作り始めているんですが……とても参考になりました!」と感銘を受けた様子だった。

「アニメLIVEチャンネル」/『声優と夜あそび 金【関智一×森久保祥太郎】#27』
2021年1月22日(金)配信:https://abema.tv/video/episode/218-174_s5_p34
出演者(敬称略):関智一、森久保祥太郎