『メアリと魔女の花』SEKAI NO OWARIの書き下ろし新曲「RAIN」が主題歌に決定。楽曲を使用した最新予告編公開

SEKAI NO OWARIの新曲「RAIN」(7月5日リリース)が7月8日公開の映画『メアリと魔女の花』の主題歌に決定した。
この情報は昨日のLINE LIVEの生配信にてSEKAI NO OWARIのメンバーの口から発表。番組では、米林宏昌監督・西村義明プロデューサーと対談し、オファーの経緯・制作秘話などをたっぷりと語り合った。

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このプロジェクトは、昨年の年末にメンバーと米林宏昌監督、西村義明プロデューサーとミーティングしたところから始まった。
その時点で出来ていた映画の中の重要なシーンを見ながら、監督から直々にストーリーの解説があったという。
映画への熱意に触れ、ミーティングが終った後、すぐにメンバーで話し合い、楽曲制作に取りかかったというSEKAI NO OWARI。「魔法は いつか解けると 僕らは知っている」という歌い出しから始まる優しく温かで懐かしさを感じるような、彼ら流の“王道ポップソング”に仕上がっている。
また、映画『メアリと魔女の花』の劇中音楽と主題歌に神秘的な音色で奏でる打弦楽器のハンマーダルシマーを取り入れており、映画の世界観ともぴったりと重なる新曲「RAIN」が完成した。

6月10日(土)から全国の映画館で上映予定の最新予告編は、今まで解禁されてこなかったシーンがふんだんに使用された全世界中が待ちに待っていたものが完成。
メアリ役の杉咲花さんをはじめ、神木隆之介さん、天海祐希さんら俳優陣による声の演技も初披露される。そしてなんといってもSEKAI NO OWARIが歌う主題歌「RAIN」が、主人公・メアリの小さな勇気とシンクロし、映画の世界に彩りを加える。

SEKAI NO OWARIコメント

「RAINはメアリの心の中を空模様になぞらえて書いた楽曲です。
映画を見終わった後、メアリの成長と共に自分も一歩踏み出してみようと思えるような主題歌にしようと、米林監督や西村プロデューサーと話し合いを重ねながら楽曲を作り上げてきました。
米林監督はじめ、スタジオポノックの制作陣がまさに命を削ってこの作品を作り上げる所を見させて頂きました。この作品が1人でも多くの人に届くことを願っております。」

米林宏昌監督コメント

「SEKAI NO OWARIのみなさんには絵コンテを見ていただき、作品のことを十分にお伝えした上で主題歌を作っていただきました。完成に至るまでは何度もやりとりしましたが、その結果すばらしい一曲が出来上がり、映画のラストを温かくしめくくってくれました。
はじめて主題歌をエンディングにはめたものを観たとき、暗喩を込めたフレーズのひとつひとつがスッと入ってきて胸にせまりました。悲しみの雨は不意にやってきて僕たちを濡らしますが、そんな中でも力強く歩いていきたいと思えるような、勇気をくれる歌です。
これは僕が「メアリと魔女の花」で表現したかったことと同じで、まさに”主題”歌です。「RAIN」が映画と共に、観て聞いて下さった方たちの”主題”になってもらえたら、作り手としてうれしく思います。」

公式サイト

(C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会