『メアリと魔女の花』天海祐希、小日向文世、満島ひかりらの出演が決定。映画館で上映される最新予告編映像も公開

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7月8日(土)より全国東宝系にてロードショーとなる『メアリと魔女の花』の新キャラクターを演じる俳優陣が公開となった。
本作は、『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)でその年の邦画興行収入NO.1を記録し、スタジオジブリで鮮烈な監督デビューを飾った米林宏昌監督が、2014年末にジブリを退社してから新たに挑む作品だ。

メアリが迷い込む魔法世界の最高学府エンドア大学の校長であるマダム・マンブルチューク役に女優・天海祐希さんの出演が決定。
さらに小日向文世さんがエンドア大学の科学者ドクター・デイ役でアニメ声優に初挑戦。魔女の国から禁断の花を盗み出した赤毛の魔女役に若手演技派女優の満島ひかりさんが抜擢された。

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エンドア大学

その他、エンドア大学のほうきの番人フラナガン役に個性派俳優の佐藤二朗さん、メアリが住む赤い館のお手伝いさんバンクス役に実力派女優・渡辺えりさんと、人気・実力を兼ね備えた俳優たちの参加が決定した。
そして、『借りぐらしのアリエッティ』に続いて二度目の米林監督作品の参加となる大竹しのぶさんがメアリの大叔母・シャーロットを演じることも明らかになっている。

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赤い館

また、4月15日(土)から全国の映画館で上映される最新予告編映像も完成した。先日解禁された特報映像は日本のみならず世界中から注目を集め、わずか30秒の映像にも関わらず、世界各国から配給オファーが届くという驚愕の事態になったという。今回の映像も、本編の上映に先駆けて話題となりそうだ。

マダム・マンブルチューク役:天海祐希コメント 

「米林監督の作品にお声をかけて頂き、とても光栄に思っています。監督の思い描く「メアリと魔女の花」の世界に寄り添える様にしっかりと演じたいと思います。私自身、頂いた脚本を読み、元気と勇気を頂きましたので観てくださる方にも沢山のメッセージが届きます様に。皆様、どうぞ楽しみにしていてくださいね。」

ドクター・デイ役:小日向文世コメント 

「この年になって初めてアニメーションの声に挑戦出来る事をとても楽しみにしています。魔法科学者ドクター・デイの見た目のキャラクターが、とても面白くて嬉しくなりました。
米林監督の作る世界の中へワクワクドキドキしながら思いっきり飛び込んで行きたいと思っています。」

赤毛の魔女役:満島ひかりコメント  

「小さい頃は自分の声が好きじゃありませんでしたが、音楽やお芝居でたくさんの人の色んな声と出会って、言葉に音を乗せるのが好きになりました。魅力的な共演者のみなさんとの声での共演、とても楽しみです。少女のような希望と強さを持って、物語に心おどる魔法をかけたいと思います。予告編を見て、どきどきしています。」

ほうき小屋の番人・フラナガン役:佐藤二朗コメント 

「世界に誇る日本のアニメーション映画に参加できることは至極光栄です。万人に感動を与えることを決して諦めずに真っ向から挑む、米林監督の作品に微力ながら加勢できるよう頑張ります。思い切りチャーミングで力強さ溢れる作品になると思います。ご期待ください。」

赤い館のお手伝いさん・バンクス役:渡辺えりコメント 

「アニメーションの声を演じることが、子供の頃からの夢でしたので、とても嬉しく、張り切っています。そして、凛々しく、自立した精神の持ち主の少女のストーリーも大好き!!私もメアリと一緒に霧深き森の中で冒険します!!」

メアリの大叔母・シャーロット役:大竹しのぶコメント 

「この美しい世界は、もしかしたら本当に存在するのかもしれない。そう思わせてくれた「借りぐらしのアリエッティ」。米林監督の繊細で美しい映像に、また参加出来る喜びでいっぱいです。シャーロット大叔母さまの包み込むような優しさを表現出来るように頑張ります。」

西村プロデューサー各キャスト起用コメント 

「米林宏昌監督がジブリ人生約20年のすべてを賭した勝負作は、最高の実力と魅力を兼ねた声が欲しい。
幸運なことに、日本映画界最高の俳優陣による共演が実現しました。アフレコはまだ先ですが、魔女のように変幻自在の声で彩られるファンタジー超大作に、この夏、ぜひご期待いただければと思います。」

<マダム・マンブルチューク> 天海祐希

激情的であり、優雅さもあり、恐ろしくもあり、滑稽でもある。何より、最高学府の校長としての威厳ある声。本作で最も喜怒哀楽の差が大きく、最も難しい役どころであるマダムですが、それら全てを声に託していただけるのは天海祐希さんの他にありません。

<ドクター・デイ> 小日向文世

魔法うず巻く世界で、ただひとり不可解な科学を追及し続ける変てこな風貌のドクター。どこまでが真剣で、どこからが笑いなのか分からない絶妙な芝居。掴めそうで掴めない独特な声色をもった小日向さんは、本作のドクター・デイそのものです。

<赤毛の魔女> 満島ひかり

魔女の花の秘密を知る赤毛の魔女は、キャラクター絵が出来上がったとき、即座に満島ひかりさんの顔が浮かびました。力強い眼差し。そこはかとない憂い。運命を背負ったかのような表情。そんな若き天才魔女の声にぴったりなのは、天才女優・満島ひかりさんです。

<フラナガン> 佐藤二朗

本作で最も変テコなキャラクター。人語は話すが、人ならざる存在。神出鬼没で意味不明、なぜかいつもオーバーアクションのフラナガンは、佐藤二朗さんの声と芝居に託しました。佐藤さんの芝居は、いつのまにか笑い出してしまう天然かつ不可思議な芝居だと思います。

<バンクス> 渡辺えり

赤い館のきりもりを、ひとりでこなすバンクス。なんといっても、たくましい存在で、見た目どおり大らかな性格。てきぱきと仕事をこなすその様は、心強くもある。そんな人間性が声に現れている渡辺えりさんに、赤い館にドーンと存在するバンクスをお願いしました。

<シャーロット> 大竹しのぶ

赤い館を長年ひとりで守ってきたシャーロット大叔母さまは、都会から越してきた主人公のメアリを優しく包み込む存在です。その声には、他人が窺い知ることのできない歴史と人生そのものを感じさせたい。「借りぐらしのアリエッティ」で演じていただいたホミリー役とは一転、大竹さんの奥深い慈しみある声と芝居で、本映画を抱擁していただきたいと思います。

公式サイト

(C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会