2017年公開予定の劇場アニメ『BLAME!』ではオリジナルストーリーが展開。ティザーPVが公開に

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『シドニアの騎士』の弐瓶勉氏が手がけたデビュー作『BLAME!』の劇場アニメが、2017年に公開される。今回は本作のティザーPV、さらにはメインスタッフ情報も公開された。
副監督/CGスーパーバイザーに吉平直弘氏。脚本には『シドニアの騎士』ほか多くのSF、ファンタジー作品を手掛ける村井さだゆき氏を起用。
また、キャラクターデザイナーの森山佑樹氏といったスタッフが集結。弐瓶勉氏が描くハードな世界観をアニメーションで表現する。

さらに、劇場版のオリジナルストーリーを公開。セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕している村で暮らす少女・づる。村を救うため旅に出た彼女は、「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥(キリイ)と出会うことになる。
本作では、づるをはじめとする劇場版のオリジナルキャラクターが新たな物語を描いていくのだ。

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米・サンディエゴ「コミコン2016」にてイベントが開催

7月21日~24日、米・サンディエゴにて開催された「コミコン2016(COMIC-CON INTERNATIONAL2016)」に劇場アニメ『BLAME!』のスタッフ陣が参加。
23日(土)には、原作者・弐瓶勉氏、監督の瀬下寛之氏がパネル登壇し、本作の最新情報を発表した。
この日、全世界に先駆けて初公開となったティザーPVが会場で流されると、その圧倒的な映像のクオリティと期待感に、集まった来場者は興奮。大きな歓声と拍手が贈られた。
イベント期間中は、弐瓶氏と瀬下監督のトークショウのほか、弐瓶氏のサイン会やメディア取材を実施。北米をはじめ海外にも多い弐瓶ファンに熱狂的に迎えられた。

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劇場アニメ『BLAME!』

STORY

テクノロジーの果て、極限まで発達した超高度ネット文明。
過去の「感染」よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。
都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。
都市の片隅でかろうじて生き延びていた「電基漁師」の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。
少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に「監視塔」に検知され、セーフガードの一群に襲われる。
仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、“この世界を正常化する鍵”と言われている「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥(キリイ)であった。

STAFF

原作:弐瓶勉『BLAME!』(講談社「アフタヌーン」所載)
総監修:弐瓶勉
監督:瀬下寛之
副監督/CGスーパーバイザー:吉平直弘
脚本:村井さだゆき
プロダクションデザイナー:田中直哉
ディレクター・オブ・フォトグラフィー:片塰満則
キャラクターデザイナー:森山佑樹
美術監督:滝口比呂志
色彩設計:野地弘納
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
製作:東亜重工動画制作局

公式サイト

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局