『リトルウィッチアカデミア』2回目となる展示会が開催決定。メイキング映像や原画、マンガ版の原稿も

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10月9日(金)の『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』公開に先立ち、「『リトルウィッチアカデミア』の世界:アニメ発メディアミックスの新潮流」の開催が決定した。2014年2月に行われた「『リトルウィッチアカデミア』とアニメミライ~等身大原動画でみる作画の魔術~展」に続き、2回目の開催となる展示会だ。
今回の主催もオタク文化の研究者として第一線を走る明治大学森川嘉一郎研究室。前作『リトルウィッチアカデミア』原画展示やメイキング映像公開の他、月刊「ウルトラジャンプ」や月刊「りぼん」で連載の始まるマンガ版の関連展示などが予定されている。

概要

<展示タイトル>『リトルウィッチアカデミア』の世界:アニメ発メディアミックスの新潮流
<会期/時間>2015年8月28日(金)~9月19日(土)/10:00~17:00(会期中無休)
<入場料>無料
<会場>明治大学博物館 特別展示室
東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階 (JR御茶ノ水駅徒歩2分)
<主催>明治大学 森川嘉一郎研究室

マンガの連載がはじまり、アニメも流れている。友達と話題になり、盛り上がり、グッズが欲しくなる。そして映画館に、劇場版を観に行きたくなる―。

「メディアミックス」は、そのような関連商品の販売や観客動員の相乗的な拡大を目論むプロデュース手法として、日本ではとりわけマンガ・アニメ・ゲームの間で、独特な発達を遂げてきました。

それはまた、キャラクターや物語世界を〈作家〉や特定の〈媒体〉への従属から解き放ち、より自由で遍在性の高い存在へと転移させる効果をともなっていました。ファンによる二次創作も、その豊潤な可能性の追究に与ってきました。『リトルウィッチアカデミア』は、多数のファンの出資により新作のアニメが製作され、作品をさらに多くの人々に届けるべくメディアミックスが行われるという、新機軸を画する作品です。

この展示では、日本のマンガやアニメの発展を促してきた重要な仕組みの一つである「メディアミックス」の力と可能性に、この『リトルウィッチアカデミア』の世界を事例にして、多角的に迫ります。

<主要展示物>
アニメ『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』原画
マンガ『リトルウィッチアカデミア』原稿
各種メイキング映像

公式サイト

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