11月13日公開の『虐殺器官』中村悠一、三上哲、石川界人、梶裕貴、櫻井孝宏らが出演。キャストボイス&EGOISTの主題歌が聞けるPVも公開

11月13日からの公開を予定している、ノイタミナムービー第2弾【Project Itoh】のうちの一作『虐殺器官』。今回は本作の、メインキャストおよびEGOISTによる主題歌「リローデッド」の音源が解禁。公式サイトではにてメインキャスト総出演の新PVも公開された。
主人公で、米国軍のなかで暗殺任務を行う唯一の精鋭部隊特殊検索群i分遣隊に属するエリート、クラヴィス・シェパード大尉を中村悠一さんが演じるほか、彼が率いる有能な特殊部隊員を三上哲さん(ウィリアムズ)、石川界人さん(リーランド)、梶裕貴さん(アレックス)という布陣に加え、彼らの上司・ロックウェル大佐を大塚明夫さんが演じ、作品に更なる重厚感を加えている。

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クラヴィス・シェパード
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ウィリアムズ
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リーランド
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アレックス
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ロックウェル

そして注目は「虐殺の王」と称され、クラヴィス・シェパードらに追跡ミッションが下るアメリカ人言語学者、ジョン・ポールを演じるのは櫻井孝宏さん。世界各地で紛争の種を撒いているとされ、祖国アメリカから追跡されるという謎に包まれた重要な役どころだ。また、本作の紅一点、ジョン・ポールとかつて関係を持っていたという教え子のルツィア・シュクロウポヴァを小林沙苗さんが演じている。

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ジョン・ポール
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ルツィア・シュクロウポヴァ

『虐殺器官』は伊藤計劃氏の 2007 年のデビュー作。衝撃的な描写と緻密かつ大胆なストーリー展開で、日本文学界に大きな賞賛と共に迎えられ現在までに発行部数 34 万部を超えている。劇場アニメーション化に際し、登場人物にも新たな解釈を加えた本アニメーションで彼らはどう描かれるのか期待が高まる。またキャスト以外にもメインスタッフが解禁。原作で描かれる容赦なきシーンの数々をアニメーションで追求する。

クラヴィス・シェパード役・中村悠一によるコメント

この作品のオーディションを受けたのは昨年 2014年。当時 34 歳の自分は、このタイミングで伊藤計劃氏の作品へ参加できるかもしれないという事に、不思議な縁を(勝手に!)感じていました。

戴いたクラヴィスという人物。お話は彼が中心となって描かれています。軍人であるクラヴィスが自身の世界で何を感じどう行動していくか。たった一つの言葉が生み出すもの。ほんの少し、自分の今いる場所から、壁一枚隔てた先で現実に存在する『死』というものを彼が認識した時、『虐殺器官』と出会った時に、一体何を思うのか。観終わった後、幾通りもの解があると思います。ハッピーエンド?バッドエンド?全てを劇場で確かめていただければ幸いです。そして世界は『ハーモニー』へ。

スタッフ

原作:「虐殺器官」伊藤計劃(ハヤカワ文庫 JA)
監督・脚本:村瀬修功
キャラクター原案:redjuice
デザインワークス:荒牧伸志/山根公利/臼井伸二/神宮寺訓之/山田正樹
美術監督:田村せいき
撮影監督:山田和弘/中西康祐
色彩設計:茂木孝浩
CG ディレクター:増尾隆幸
アフレコ演出:長崎行男
編集:長坂智樹
音楽:池 頼広
主題歌:「リローデッド」EGOIST(ソニー・ミュージックレコーズ)
アニメーション制作:manglobe
制作:Project Itoh
配給:東宝映像事業部

クラヴィス・シェパード:中村悠一
ウィリアムズ:三上哲
リーランド:石川界人
アレックス:梶裕貴
ルツィア・シュクロウポヴァ:小林沙苗
ロックウェル大佐:大塚明夫
ジョン・ポール:櫻井孝宏

公式サイト

(C)Project Itoh / GENOCIDAL ORGAN