『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』先行上映会が開催。アンコール楽曲では友希那と蘭がバトル

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8月20日に公開を予定している『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage」の先行上映会が開催。
舞台挨拶に愛美さん(戸山香澄役) 、相羽あいなさん(湊友希那役) 、伊藤美来さん(弦巻こころ役) 、進藤あまねさん(倉田ましろ役) 、Raychellさん(レイヤ役)。さらにスタッフから梅津朋美氏(監督)、森田紘吏氏(CGスーパーバイザー) 、藤田淳平氏(音楽プロデューサー) 、都田和志氏(ライブサウンドプロデューサー・サラウンドミックスエンジニア)の、総勢9名が参加した。

本作は、「BanG Dream!(バンドリ!)」シリーズに登場するバンド「Poppin’Party(ポピパ)」「Afterglow」「Pastel*Palettes(パスパレ)」「Roselia」「ハロー、ハッピーワールド!(ハロハピ)」「Morfonica(モニカ)」「RAISE A SUILEN(RAS)」のライブシーンをアニメ化したもの。
アンコール部分に登場するバンドと楽曲は週替りになっており、新曲が用意されるのも特徴だ。

そんな本作において、普段は「ライブでたくさんの音を混ぜて聞きやすく、なおかつ迫力ある音にするのが仕事」という都田氏は、本作ではライブの音源を収録するところから始め、1年近くかけてサウンドを作ったという。どうやったら劇場でライブ会場を再現できるか、試行錯誤を重ねたそうだ。

一方で、リアルバンドとしての活動がないAfterglow、パスパレ、ハロハピのライブ映像をどうやって作ったかは気になるところだが。そこは都田氏いわく「企業秘密」。どうやってライブサウンドに近づけるかをテーマに掲げており、「CDと聴き比べるのも醍醐味」とコメントした。

またバンドメンバーの立ち位置による、音の鳴り方にもこだわりがあるという都田氏。その影響もあって、劇場の、最前列で聞けば、低音を感じることができるなど、鑑賞する市によって聞こえ方も変わってくるという。

藤田氏は今回、週替わりアンコール楽曲として3曲を新たに制作。新たな楽曲はいずれも複数のバンドがコラボしており、それぞれのバンドのカラーが引き立つように意識したという。

ポピパ、パスパレ、モニカの3組がコラボした「緋色のアンサンブル」は、映画のラストを飾るにふさわしい、余韻を残すような楽曲に仕上げたという。そしてRoseliaとAfterglowがタッグを組んだ「競宴Red×Violet」は湊友希那と美竹蘭が声で戦うように歌う楽曲、RASとハロハピの「ラスハピーポー!」は、異なるバンドサウンドの融合を目指して作られている。

梅津監督は7つのバンドそれぞれに違った見どころがあるとコメント。例えばポピパは主人公バンドなのでどっしりと構え、表情から気合も伝わるように描かれている。
ハロハピは作品全体の起爆剤となる存在で、観客を煽ってくれるため、フィルムライブとの相性も良かったと語る。
また、カメラワークや演出にもこだわりが見られる。中でもRoseliaはメンバーがゴンドラに乗るシーンがあり、そのときのカメラワーク、友希那の表情が注目ポイントと語った。

続いてはキャスト陣、アニメで演奏された楽曲をライブで披露することも多いが、相羽さんの場合はライブで先に披露し、今回3D映像になる、という体験をしたとのこと。今までやってきたことがアニメになることに感動を覚えている様子だった。

伊藤さんは「臨場感があって、本当のライブに来ているみたい」とコメント。ハロハピは突拍子もない演出も多く、それを大画面で見れることを喜ぶと同時に「愛を感じました」と笑顔で振り返った。

相羽あいなさん

伊藤美来さん

進藤さんは、モニカの演奏シーンが描かれるのはミュージックビデオ以来であることに触れ「どうやって動くかな」と、ワクワクした気持ちで鑑賞したと明かす。RaychellさんはRASのライブが描かれたことについて「RASもバンドリの仲間入りができたな」と笑顔でコメント。「リアルライブで私達がやっている動き、表情が再現されていて、すごい作品になっています」と絶賛した。

Raychellさん

進藤あまねさん

愛美さんは、ポピパのメンバーが観客を煽っているシーンを見て、「これってライブ音源そのまま使ってる…?」と気付いたとコメント。アンコール楽曲にも触れると、「尊い…」と言葉を失っている様子を見せた。これに対して進藤さんも、ましろが彩、香澄と一緒に歌っている姿に感動したと話していた。

愛美さん

アンコール楽曲には他のキャスト陣も熱い思いがある様子。伊藤さんはRASとハロハピの楽曲について、ハッピーなサウンドとかっこいいサウンドの融合に驚くと同時に、こころとチュチュにも注目してほしいと語った。

RoseliaとAfterglowの楽曲に対して相羽さんは、「曲が強いので、共演であると同時に戦っている演出にもなっています」と解説。「カメラワークのおかげもあって、想像以上にかっこいいです」と力強く語った。

最後に登壇者があらためて挨拶。都田さんは本作を「バンドリのライブの集大成」と太鼓判を押すと、梅津監督は「心の中で、ライブ気分で大暴れしつつ見ていただきたいです」とファンにメッセージ。そして愛美さんは「バンドリーマーの輪がもっと広がるような作品になったと思います」と、本作の公開を待ちきれない様子だった。

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