『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』アジカンが主題歌に続き挿入歌も担当

劇場版

8月6日(金)に公開となる『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』について、主題歌を担当するASIAN KUNG-FU GENERATIONが挿入歌も担当することが決定し、貴重なインタビュー映像が到着した。

主題歌と挿入歌のオファーを受けてすぐにヒロアカの原作を全巻読破したというメンバー。ヒロアカの魅力を聞くと、「若者たちが学校に通いながら自分の“個性”について考えているという逡巡にすごく感情移入できると思う。日本のアニメや漫画が積み重ねてきた発想の面白さや週刊少年ジャンプの積み重ねてきた正統派の面白さの上に、さらに独自の面白さが乗ってきているところが魅力。」と称賛。

今年バンド結成25年、映画などの挿入歌を担当するのは今作が初めてというアジカン。その楽曲のタイトルは「フラワーズ」。本編の中でデクとロディが<オセオン>の隣国に向かう道中、2人の関係性が変化していく印象的なシーンで流れ、疾走感のある主題歌「エンパシー」とは対照的な、穏やかで優しいメロディが心に染みわたる至極の楽曲となっている。
後藤は「制作の前に仮の映像を見せてもらって、すごい映画ができるんだろうなと感じた。挿入歌もすごくいいシーンで流れるので、作品の邪魔をせず、一部になれるように、そしてアニメイターの方たちとチームになりたいという気持ちで制作した。」と楽曲制作へのアツい想いを語った。

また主題歌「エンパシー」に関しても「ヒロアカはキャラや“個性”が違う人たちがどうやって通じ合っていくのかが、ひとつの魅力でありテーマであり悩みだと思うから、歌詞ではそれを表現したいと思っていた。人はそれぞれ違う“個性”があるけれど、本当はありのままで良くて、自由でいていいんだよと思うし、聞いてくれた人がそういう気持ちになってほしい。歌詞の最後にある<向こうでは世界が叫んでいるぜ/いつでも/君の名前を/>という部分も、それぞれの“個性”を肯定するような、少しでも前向きになれるような曲になったらいいなと思いながら書きました。」と、まさにヒロアカの世界観をそのまま表現したような制作秘話も飛び出した。
「欲しい“個性”は?」という質問には「俺に会うだけで相手の調子が良くなる“個性”がほしい!今まで色々とあったから、それを忘れてもらう“個性”もいいな笑」とメンバー同士で笑い合う一幕も。終始、和やかな雰囲気の中、胸アツなトークが繰り広げられた。

公式サイト 作品概要
©2021「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社