『ハローキティ』初のハリウッド映画の監督が決定。米アニメ界期待のジェニファー・コイルとレオ・マツダが共同メガホン

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サンリオとワーナー ブラザース ジャパンは、ハローキティはじめサンリオキャラクター初のハリウッド映画(タイトル未定)の監督を発表。
米アニメ界で高い評価を得ている期待の二人、ジェニファー・コイル(Jennifer Coyle)とレオ・マツダ(Leo Matsuda)が共同監督として抜擢した。

本映画は米ワーナー・ブラザース・エンターテイメント・グループのニュー・ライン・シネマ社とプロデューサーのボー・フリン(Beau Flynn)率いるフリン・ピクチャー社が企画をすすめてきているもので、ワールドワイドに公開するハローキティ初の劇場用長編映画となる。そして実写とアニメのハイブリッド作品となることも決定した。
今回共同監督となる二人は非常に評判が高く人気がある多くのアニメ映画・テレビシリーズで長年にわたり活躍してきました。数十人ものトップクラスの監督候補の中から選ばれた二人は、この映画がメジャーな長編初監督作品となる。

●ジェニファー・コイル
コイル監督は最近では動画配信サービス HBO Max の話題のアニメ『Harley Quinn(原題)』シリーズの監修を務めており、大ヒットアニメシリーズ『Bob’s Burgers(原題)』のうち6シーズンで監督を担ってきた。初期には『King of the Hill(原題)』『スペクタキュラー・スパイダーマン』といった人気テレビアニメにも携わってきた。

■ジェニファー・コイル本人コメント
「マツダ氏と共に監督に起用されたことを非常に嬉しく思っています。これは人気キャラクターに息を吹き込み、ハローキティが代表する愛、友情そして共生というメッセージを広める貴重な機会でもあります。
キティならではのもたらす喜びと幸せをまさに世界が必要としています。大きな笑顔をもたらす大きな仕事になりますが、フリン・ピクチャー社とニュー・ライン・シネマ社の仕事に関わることができることを非常に光栄に思っています。」
●レオ・マツダ
日系ブラジル人のマツダ監督のデビュー作はディズニーのハートフルな短編アニメ『インナー・ワーキング』で『モアナと伝説の海』と併映され、2017年第89回米アカデミー賞短編アニメーション部門の最終選考作品に選ばれた。彼はウォルト・ディズニー・アニメーションでキャリアをスタートさせ、大ヒット作『ベイマックス』『ズートピア』『シュガー・ラッシュ:オンライン』、最近ではドリームワークス・アニメーションの『スノーベイビー』などの映画に携わっている。
■レオ・マツダ本人コメント
「日系ブラジル人として小さい時から遊び心に富んだハローキティに囲まれていて、個性の大切さを教わりました。コイル氏と共にフリン・ピクチャー社、ニュー・ライン・シネマ社と一緒に世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会に恵まれ、そのサンリオキャラクターのストーリーをさらに発展させることができることを本当に嬉しく思います。」

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