『泣きたい私は猫をかぶる』ヨルシカが主題歌に続き挿入歌も担当。佐藤監督は渾身のシーンに自信

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6月5日(金)に公開となる、「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』。
本作の主題歌をヨルシカが担当することがすでに決まっているが、さらに3月4日にリリースされた楽曲「夜行」が、本作の挿入歌であることが明かされた。

「夜行」は、本作のW監督である佐藤順一監督と柴山智隆監督が、ヨルシカのメンバー”n-buna(ナブナ)”と”suis(スイ)”と、映画の世界観について直接語り合い、イメージを共有したうえで生み出された楽曲。
MVは、映画の制作を行ったスタジオコロリドが担当し、時折あらわれる街の景色が本作の舞台である愛知県常滑市をモチーフにしていることから、早くもSNSを中心に“泣き猫”との関係性が取り沙汰されていた。

佐藤監督は、楽曲について「日之出が主人公・ムゲの本当の気持ちを知った場面なので、普通はかなりしっとりした曲になるところですが、ヨルシカさんの曲ならば、ややリズムのあるちょっと切ない系の曲もよいのではと試していただくことに。曲をはじめて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて嬉しかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで更なる広がりがイメージできました。」と、渾身のシーンが仕上がったと自信を覗かせている。

さらに、柴山監督は、「音響監督でもある佐藤監督からは、「作品に寄り添い過ぎなくても大丈夫」というようなお話があったと記憶しています。『夜行』が届いて、はじめて映像に合わせて曲を聴いたときにはイメージがふわっと拡がっていくような感覚があって驚きました。日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています。」と、挿入歌が映画の世界観を拡げたことを語った。

「夜行」配信情報
<配信情報>Digital Single「夜行」
ダウンロード&サブスクリプション配信中
https://umj.lnk.to/2GYAx

『泣きたい私は猫をかぶる』

◆出演:志田未来 花江夏樹 小木博明 山寺宏一
◆監督:佐藤順一 柴山智隆
◆脚本:岡田麿里
◆主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)
◆企画:ツインエンジン
◆制作:スタジオコロリド
◆配給:東宝映像事業部

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