『劇場版 ハイスクール・フリート』博多&広島でTrySailによる舞台挨拶が開催! 夏川椎菜「ぜひ劇場でこの愛を感じてほしい」

劇場版

『劇場版 ハイスクール・フリート』の公開記念舞台挨拶が、2月9日(日)にT・ジョイ博多、広島バルト11で実施された。当日はゲストに夏川椎菜さん(岬明乃役)、雨宮天さん(知名もえか役)、麻倉ももさん(伊良子美甘役)と主題歌も担当したTrySailが登壇した。

去年横須賀で開催された「ハイスクール・フリート」3周年記念イベントで“劇場版の舞台挨拶好きなところ行ける権利”をかけたゲームが行われ、見事麻倉さんが優勝して、この舞台挨拶が決定したとのこと。
地元福岡に凱旋した麻倉さんは「ライブでは3人で来ることはありましたが、中々のんびりできないので…。でも昨日はおいしいものをいただきました(笑)」とコメントし、夏川さん・雨宮さんと共に海鮮を食べて舞台挨拶前夜を楽しんだ様子。

劇場版の印象について聞かれると夏川さんは「ハイスクール・フリートは本当にキャラクターが多くて、今回も新キャラが追加されていたり、いろんなシーンがあったりしたんですけど、そんな中でも小ネタとかが散りばめられているので、キャラクター愛を感じて、すごく見応えがありました」と細かい部分に注目してほしいと語る。

そんな夏川さん演じる岬明乃を幼馴染として支える知名もえか役を演じた雨宮さんは「もかちゃん〈知名もえかの愛称〉が今回初めて艦長らしい言葉をいっぱい言えてるんですよ!武蔵の艦長なんですけど、TVシリーズではあまりかっこいい言葉が言えてなかったので、今回はすごくかっこよくてうひょってなりました(笑)」と喜びを表した。

麻倉さんは「戦闘シーンももちろんかっこよくて好きなんですが、前半の日常シーンでのミケちゃん〈岬明乃の愛称〉とシロちゃん〈宗谷ましろの愛称〉のやりとりが本当に可愛くて、なんか夫婦みたいな感じでニヤニヤしちゃいました(笑)」とし、自身が演じたキャラクターについては「(炊事委員の)美甘ちゃんは、最初から最後までずっとご飯のことばっかり言ってましたね(笑) シリアスなシーンである一言を言うのですが、確かTVシリーズの最初の台詞でもあるんですよね」とコメント。
さらに夏川さんは「ミケちゃんとシロちゃんの成長を感じるシーンも多くあって、お互いが主張していたことを受け入れて支え合える関係になっていたなと。ミケちゃんが表情とか台詞も大人っぽさが増していて、危険なことや別れがあってミケちゃん自身も成長した姿が描かれています」 と注目してほしい箇所を紹介。

楽曲について雨宮さんは「大事なシーンで“High Free Spirits”が流れていて嬉しかったですし、熱かったですね!」
それに続き、夏川も「TrySailのライブでも、あのイントロが流れるとお客さんもすごい盛り上がるし、私たちも鳥肌が立ってテンションが上がります!」 とコメントし。麻倉は「TVシリーズの時のことも思い出しますし、あのシーンはなんか気持ち的に優勝みたいな感じでした(笑)」

さらに主題歌については、夏川さんが「今回の歌詞は、劇場版の内容に寄り添いつつ、出会いと別れがあるこの時期だからこそ響く歌になっているんじゃないかなと思います」、雨宮さんが「立場によって思い浮かべるところが違うからそれぞれ刺さるんじゃないかと思います」、そして麻倉さんが「レコーディングの時は劇場版の内容は知らなかったけど、仲間を思う気持ちとか帰るところがあるみたいな、切ないけどあったかい気持ちが歌詞で表現されていたので、あまり切なすぎず前向きな音で力強く歌いました」とアピールした。

4週目の来場者特典で宗谷ましろ役のLynnさんと伊良子美甘役の麻倉ももさんが担当したキャラクターソングが配布されており、麻倉さんは「美甘ちゃんは晴風カレーの歌といえばいいのか、本当に材料とか食べ物の名前が流れていて、美甘ちゃんしか歌えないような歌になっています。私もレコーディングの時におなか減ったなと思いました(笑)」とコメント。
夏川さんは「キャラクターソングは歌詞がどのキャラクターにも寄り添った内容になっていて、ミケちゃんのキャラソンはアニメで出てきた名セリフが入っていたりとか、艦長としての思いだったりが詰め込まれていた歌でした。副長のシロちゃんのキャラソンはこの映画のもう一つのエンディングみたいな曲になっているなと思いました!ぜひ映画を観た後に聞いて欲しい」と鑑賞後の楽しみ方をファンに勧めた。

最後に夏川さんが「キャストだけでなく、スタッフの皆さんの愛を注いで作られた作品だと思いますので、ぜひ何度でも劇場にお越しいただき、愛を感じていただければと思います」と力強く締めくくった。

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