京アニ制作『天上人とアクト人 最後の戦い』キャスト・スタッフ陣が10年振りの舞台挨拶。小野大輔「未来のアニメ業界へ心を繫いでいきましょう」

劇場版

2009年公開の京都アニメーションによる初の映画「天上人とアクト人 最後の戦い」(監督:木上益治)の10年ぶりとなる上映が、12月20日(金)よりスタートした。
そして、上映初日の12月20日にMOVIX京都にてキャストとスタッフによる舞台挨拶が開催された。

本編の上映後、京都アニメーションから観客の皆様へのメッセージが流れ、上映を見終えた観客に感動の空気があふれるなか舞台挨拶はスタートした。
本作の音楽制作に携わった音楽プロデューサーの斎藤滋さんのMCにより、ユメミ役の相沢舞さん、ムント役の小野大輔さん、音響監督の鶴岡陽太さんが登壇。

当時のアフレコや舞台挨拶など思い出話に花を咲かせながら、終始なごやかな雰囲気で舞台挨拶は進行。
鶴岡さんは、映画の最後の京都アニメーションからのメッセージに触れ、2009年の上映から10年の時を経て、当時は上映環境の過渡期だったため実現できなかったデジタル化での上映が、こうして現在の劇場環境で実現したことへの感慨を語った。

あっという間に時間は過ぎ、最後に観客のファンに向けて一言ずつコメントを届け、舞台挨拶は終了となった。

・ユメミ役 相沢舞さんコメント
2009年公開当時のパンフレットの木上監督の言葉に「全てのものは人の心で出来ています。アニメもそうです。」という言葉がありました。その言葉を胸に、これからも京都アニメーションの作品と共に生きていきたいと思っております。本日はありがとうございました。

・ムント役 小野大輔さんコメント
この作品は京都アニメーションのオリジナル作品であり、OVAからテレビシリーズ、そして、京都アニメーションにとって第一作目の映画作品として2009年に僕らが声を当てさせて頂き、制作されました。そこから10年の時を経て、京都アニメーションが新たな一歩を踏み出そうという時に京都へ来て、皆さんと一緒に心を一つにして未来へ歩んでいけることを、いち声優として誇りに思っています。未来のクリエーター、未来のアニメ業界へ心を繫いでいきましょう。ありがとうございました。

音響監督 鶴岡陽太さんコメント

この劇場作品はTVシリーズとして始まりましたが、TVとは思えないクオリティの高さで作られました。それが今の京都アニメーション作品に見ることができる作品の厚みに繋がっていると言えます。そして、皆さんのご声援ご支援のおかげで、10年の時を越えて映画として完成したと思っております。ありがとうございました。

「天上人とアクト人最後の戦い」
12月20日より劇場上映
【上映概要】
京都:MOVIX京都 12/20(金)~12/26(木)上映
東京:EJアニメシアター 12/20(金)~12/26(木)上映

公式サイト 作品概要
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