『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕須直監督を追うドキュメンタリー映画が劇場公開。12月18日からは配信もスタート

劇場版

第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、戦時下で大切なものを失いながらも前を向き、日々の暮らしを紡いでいく女性・すずを描き出す劇場アニメ『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。
12月20日(金)の公開を前に、監督・片渕須直を追ったドキュメンタリー映画「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」の劇場公開と配信が決定した。

このドキュメンタリーは、多くのファンと上映劇場の熱意に支えられてきた本作の公開後、3年近くに亘る100回の取材で監督・片渕須直氏の日々に迫る。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の制作、全国の映画館での舞台挨拶、その映画館に足を運ぶファン達との交流。そして、妥協なきリサーチの日々。監督・片渕須直氏の生き方そのものとも言える内容だ。

また『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』でも音楽を手がけるコトリンゴが、本ドキュメンタリーのためにテーマ曲「かんとくさん」を書き下ろしており、コトリンゴが奏でる美しい旋律が、本作にさらなる奥行きを与えている。

本ドキュメンタリーは12月20日(金)の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開に先立ち、12月13日(金)からテアトル新宿、テアトル梅田、八丁座、呉ポポロ他全国劇場にて公開が決定。また、12月18日(水)からは、iTunes、Amazonプライム・ビデオ、Google Play、ひかりTV他での配信(デジタルセル)も決定した。(HD版2,500円~、SD版2,000円~)

「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」
【STORY】
2019年10月28日、監督・片渕須直は東京国際映画祭のレッドカーペットを、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』主演女優のんと歩いている。2016年11月に始まった映画『この世界の片隅に』の公開から約3年。そこには、日本全国で行われた数多くの舞台挨拶、海外の映画祭への参加、そして『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開に向けて、徹底的なリサーチと圧倒的なこだわりを持ってアニメーション制作に臨む監督の姿があった…。

出演:片渕須直、のん、岩井七世、花澤香菜、浦谷千恵、松原秀典、伊藤憲子、コトリンゴ、柴崎憲治、川本三郎
監督:山田礼於
音楽:コトリンゴ
語り:中井貴惠
撮影:長田勇
製作:株式会社ジェンコ
制作協力:アトリエ・NOA
プロデューサー:真木太郎、白木芳弘
共同配給:東京テアトル、ジェンコ
2019年/日本/95分

公式サイト
(C)「片隅たちと生きる」製作委員会