『キミだけにモテたいんだ。』斉藤壮馬、内山昂輝、富園力也、梅原裕一郎登壇の公開記念舞台挨拶。本作のみどころや“モテ”を語る

劇場版

本日、10月26日(土)TOHOシネマズ新宿にて『キミだけにモテたいんだ。』の公開記念舞台挨拶が行われた。
中二病をこじらせた古田時夫役・斉藤壮馬さん、子供すぎるアシモこと葦田茂一役・内山昂輝さん、フェミニンな戸島幸太郎役・富園力也さん、執事的な存在の後藤田駿役・梅原裕一郎さんが登壇し会場で本作のみどころや“モテ”を語る。

本イベントは上映後だったこともあり、まずは作品の感想を主人公の古田時夫を演じた斉藤壮馬さんは「言葉にしなくてもシンプルにいろんな感情を楽しんむことができる」と話すと、アシモこと葦田茂一役の内山昂輝さんも54分という上映時間に対して「見やすい作りでジェットコースターのような怒涛の展開で楽しんでいただけるストーリー」と本作の率直な魅力を話した。

また、本作が初の声優デビューとなる富園力也さんはかわいすぎるフェミニンな戸島幸太郎を演じて、キャラクターも成長しているけれども自身も成長できたことを明かした。
富園さんは、アフレコの際に声がでなくなりそうなほど緊張したが「夢のような時間で幸せでした」と話すとアフレコ現場での話題となり、佐橋亜紀役の松岡禎丞さんから「『そのままで大丈夫』と心強いアドバイスをもらえました。」とアフレコ時のことを振り返りながら話すと兄のような温かい目で富園さんを見守る斉藤さんらのワンシーンもあった。

見た目はいいのに、どこか“残念”で『モテない』男子高校生たちというキャラクターの魅力や思い入れについての質問には、ヒロインのホリコ(堀之宮早紀子)」の執事的な存在の後藤田駿役の梅原裕一郎が「最初は大人なキャラなのかな…と思うけど、話が進むにつれて年相応の幼さも見え、ギャップが魅力かな」と答え、斉藤さんは昔の自分と時夫は本が好きだったり、本の中のヒロインがどこかにいないかなと思っていたことを懐かしそうに思い出し、自身と似ているところがあると語ると、アシモを演じた内山さんはずっと100%で演じたこともあり「似ているところはありません!!」と正反対の意見を言い会場からも笑いが起った。

本作のキーワードとなる“モテ”に関してMCが質問すると子供のころの“モテ”を思い出しつつも富園さんが「何かに頑張っている姿や一生懸命な人はかっこいい。夢や仕事に頑張っている人は本当にキラキラしている。」と話すと斉藤さんも「同じ!」と言いつつも劇中の後藤田駿のようにギャップがある人は“モテる”と話すと、この中で一番ギャップがあるのは誰だろう?と言う話になり、斉藤さんが内山さんと即答しなかなか爆笑しない内山さんが「笑ってくれた時が嬉しい!」と、普段クールで感情が出さない人が感情豊かになるときはかわいいとギャップの話で盛り上がった。

「小田原城星高校モテメン部」としてメインキャストの5人が歌う主題歌「ハイスクールプリンセス」について、梅原さんは曲としていい曲であることは前提に耳に残りやすく、収録から時間が空いた今でもキャッチ―なメロディーなので今でもふいに口ずさんでいることを明かした。
富園さんは初めてこの曲が使用された予告映像が流れた時を思い出し、鳥肌が立ち感動したと嬉しそうに話す姿もあった。

最後に代表して斉藤さんより「王道青春ストーリーではなく一筋縄ではいかないストーリーですが、人を好きになるときに一歩踏み出す勇気をくれる作品です。」と本作に込められた思いを寄せ、舞台挨拶は大盛況の中幕を閉じた。

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