『BLACKFOX』七瀬彩夏、戸松遥、大地葉登壇の初日舞台挨拶レポート。オーディションからアフレコ、公開までの2年間を振り返る

左から戸松遥さん、七瀬彩夏さん、大地葉さん
イベント

10月5日、新宿バルト9にて、『BLACKFOX』の初日舞台挨拶が開催された。舞台挨拶にはメインキャスト である七瀬彩夏さん(石動律花/リリィ役)、 戸松遥さん(ミア役)、 大地葉さん(メリッサ役)が登壇。また司会は アニメライターの小林治さんが担当した。

七瀬さん、戸松さん、大地さんの3人がステージに上がると、まずは公開初日の心境を述べ、七瀬さんはアフレコ当時の思い出を振り返りつつ、自身よりもさらに前から携わり、時間をかけてアニメを作り上げたスタッフに感謝の気持を伝える場面も。

また戸松さんによるとアフレコ自体は早い段階で終わっていたとのことで、この公開初日は待望の1日だったようだ。

そして大地さんは、自身が演じたメリッサが普段あまり演じない少女の役だったことに触れると、そんなキャラクターの演技を見せることができたことに喜びを感じていた。

作品の魅力に関するトークに移ると、登壇者の3人は一様にアクションの迫力を魅力の一つとして挙げた。七瀬さんは特に物語の終盤のアクションシーンがお気に入りとのこと。戸松さんはアフレコのときからどんなシーンに仕上がるか想像していたというが、その想像を超えていたと太鼓判を押す。

大地さんは律花の幼少時のシーンが印象に残っていた様子。このシーンは事前に公開されていた本編冒頭映像特別プレビューでも確認でき、アクションのワクワク感が魅力だと話す。

続いてアフレコ時の思い出を振り返ることに。アフレコは今からちょうど1年ほど前のことで、七瀬さんは当時とても緊張していたことを告白。また戸松さん、大地さんは大先輩である声優陣が参加していたことに触れると、その個性と個性がぶつかり合う様子に驚いたと思い返していた。

アフレコ以前のオーディションとなると2年前、2017年まで遡る。七瀬さんはリリィとミアのオーディションを受け、日常の可愛らしいセリフからシリアスな場面まで、幅広くチャレンジしたとのこと。

大地さんがオーディションを受けたのはミアとメリッサの2人。大地さんは普段男の子や大人の女性の役が多かったこともあり、メリッサ役で受かったことに驚いたことも明かしていた。

最後に、会場に訪れたファンに向けて感謝の気持を述べるとともに、何度でも大画面で、大音量で楽しんでほしいとメッセージを残す。また七瀬さんは同日配信となった特撮アクション時代劇『BLACKFOX: Age of the Ninja』にもワンシーン出演していることもしっかりアピールして、舞台挨拶は幕を閉じた。

『BLACKFOX』は3人の少女の揺れる感情と、狐面を被った謎の少女の活躍を描いたオリジナル・SF アクション。制作は『プリンセス・プリンシパル』や『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』を手掛けたStudio 3Hz、監督は『A3!』の篠原啓輔氏、さらに 『ジョーカー・ゲーム』の野村和也氏が総監督を務める。

『BLACKFOX』

< INTRODUCTION >
近未来の大都市の一角に佇む忍者屋敷。
そこで暮らす忍者一族である石動家の長女・律花は研究者である父親に憧れていた。
平凡で幸せな生活が続くと思っていたとある日、 突然何者かによって屋敷が襲撃を受けてしまう。 絶体絶命の危機に果敢に立ち向かう律花だが――。
闇を斬り裂く“黒”になれ!

<CHARACTER>
石動 律花/リリィ:七瀬彩夏
ミア:戸松 遥
メリッサ:大地 葉
アレン:土田 大
兵衛:津田英三
オボロ:藤原啓治
マダラ:豊崎愛生
カスミ:鳥海浩輔
ローレン:飛田展男
ブレッド:東地宏樹
ハロルド:小山力也

< STAFF >
総監督:野村和也
監督:篠原啓輔
キャラクターデザイン:斎藤敦史
脚本:ハヤシナオキ
メカニカルデザイン:片貝文洋
アニマルドローンデザイン:安藤賢司
プロップデザイン :あきづきりょう
美術デザイン :谷内優穂、 大原盛仁、 森川 篤、 石口 十、 川村 巧
美術監督:金子雄司(青写真)
美術:青写真
色彩設計:野口幸恵
3DCG監督:薄井俊作(Flying Ship Studio)
3DCG:Flying Ship Studio
撮影監督:若林 優(T2studio)
撮影:T2 studio
グラフィックアート:荒木宏文
編集:定松 剛
音響監督:明田川仁
音楽:横山 克
主題歌:fripSide
音楽制作:グッドスマイルフィルム
プロデュース:infinite
アニメーション制作:Studio 3Hz

公式サイト
(c)PROJECT BLACKFOX