4月5日(金)にEJアニメシアター新宿にて『パンドラとアクビ』初日舞台挨拶が行われ、オフィシャルレポートが到着した。
アクビ役の天城サリーさん、後編「精霊と怪獣の街」から、村一番のハンターである少年カンタ役の田村睦心さん、そして、監督の曽我準氏が登壇し、初日を迎えた喜びを語った。
MCの呼び込みにより、上映前の舞台挨拶に登壇したのは、アクビ役の天城サリーさん、カンタ役の田村睦心さん、そして曽我準監督の3人。イベント冒頭、天城さんが「初日を迎えられてとてもうれしいです。アクビちゃんの魅力をたっぷりとお伝えしたいと思います」と笑顔で挨拶。カンタ役の田村さんは、「楽しむ準備はできていますかー！！」と会場にマイクを向けると、大きな歓声と拍手が湧き起こる。
曽我監督は「言いたいことがいっぱいあったのですが、全部吹っ飛んじゃいました」と苦笑いしながらも、「タツノコキャラを含めて、劇中に登場するキャラクターをいかに魅力的に描くか、そして初めて観る方にも興味を持っていただき、愛されるキャラクターとして描くか、そんなところに思いを込めました」と作品に込めた思いを熱く語った。
自身が演じたキャラクターについて、天城さんは「天真爛漫で元気な子。仲間思いです」と説明。田村さんは「出て来た瞬間に、“あ、こいついい奴だな”って思えるとってもイイ奴です！」とカンタくんの人の良さをアピールした。さらに田村さんは「セリフはないけれど、ぜつぼうくんの芝居もしっかり観てください」とおすすめ。2人の推しキャラはルイーズ。目元がとても色っぽいとのことだ。
ここで、天城さんと一緒に22/7で活躍するメンバー、白沢かなえさん、花川芽衣さん、宮瀬玲奈さんの3人が登場。
一足早く本編を観たという3人。白沢さんは「個性的なキャラクターが巻き起こす世界観が魅力的でおもしろいです」とコメント。花川さんは「サリーちゃんとアクビちゃんは、自由奔放なところが似ています」とニッコリ。宮瀬さんは「敵が怖かったです！」と強敵が現れる本編の魅力をしっかりとアピールした。
アクビちゃんが魔法を使えることにかけて、「もし魔法が使えたらどうしますか？」という質問に。天城さんは「確率を操りたいです！」と天然？！な珍回答で会場の笑いを誘います。田村さんは「空を果てしなく飛びたい」と回答。監督は「時間が無限に欲しいです。締め切りに苦しまないために…」と苦笑いして答えていました。白沢さんは「映画の中に入りたいです。映像の中に入れば憧れのキャラクターやアクターに会えるし、その世界の住人になれるので！」と目を輝かせた。
ここでスペシャルゲスト、着ぐるみの「あくびちゃん」も応援に駆けつけると、会場から「かわいいー！」の声が飛び交う。あくびちゃんとお揃いの衣装をまとった天城さんと、あくびちゃんが並ぶ姿に、歓声が湧き起こる。
告知のコーナーでは、MCからあくびちゃんへの質問が。「新元号は何になると予想していましたか？」と質問すると、天城さんがあくびちゃんの回答を通訳？！し、「元気です！」と回答すると、会場から「おーーー」というどよめきとともに、拍手が湧き起こった。
イベント最後の挨拶で監督は、「エンドロールに名前が出てきていないキャラクターもいます。2週目、3週目と足を運んで、そんなキャラクターたちも発見して楽しんでください」とコメント。
田村さんは「タツノコの作品を観てみたいと思いましたし、みなさんにも観て欲しいと思います。小さいお子様から、おじいちゃん、おばあちゃんまで全世代の人が観て楽しんでもらえる作品なので、何度も観て楽しんでください」とアピール。
天城さんは「“平成”最後のアクビちゃん、そして、“令和”最初のアクビちゃんを演じました。ずっと先の世代の人にも楽しんでもらえる作品になりました。よろしくお願いいたします」と笑顔であいさつし、イベントは幕を閉じた。
『パンドラとアクビ』
4月5日(金)より、EJアニメシアター新宿他、全国順次ロードショー
■キャスト
パンドラ：小倉 唯
アクビ：天城 サリー
●前編「荒野の銃撃戦」
ルイーズ(ドロンジョ)：甲斐田 裕子
三船 剛：吉野 裕行
ブライキング・ボス：天田 益男
●後編「精霊と怪獣の街」
カンタ：田村 睦心
ナゾの怪獣：江原 正士
冬の精霊：津田 健次郎
■スタッフ
原作：XFLAG・タツノコプロ
監督：曽我 準
キャラクターデザイン・総作画監督：大倉 啓右
美術監督：竹田 悠介
美術設定：高畠 聡／田村 せいき
撮影監督：五十嵐 慎一
色彩設計：小針 裕子
編集：長坂 智樹
音楽：小畑 貴裕
音楽制作：トムス・ミュージック
音響監督：田中 亮
音響制作：ソニルード
主題歌：Shiggy Jr.「D.A.Y.S.」(ビクターエンタテインメント)
アニメーション制作：BAKKEN RECORD
配給：角川ANIMATION
製作：XFLAG