『パンドラとアクビ』予告編60秒Verが公開。タツノコプロ顧問の笹川ひろし、大松裕プロデューサーのコメントが到着

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4月5日(金)よりEJアニメシアター新宿他、全国順次ロードショーを予定している『パンドラとアクビ』の予告編が公開された。
本作は『モンスターストライク』から誕生した女の子《パンドラ》と、タツノコプロ制作によるTV アニメ『ハクション大魔王』に登場する大魔王の娘《アクビ》がタッグを組んだドタバタロードムービー。

りパンドラ役は2017年からゲームの声も担当している小倉唯さん。好奇心旺盛でおっちょこちょいな性格なパンドラを魅力たっぷりに演じる。
アクビ役は、秋元康プロデュースによるデジタル声優アイドルグループ22/7(ナナブンノニジュウニ)で活動する天城サリーさん、自由気ままな性格と素直な物言いのキャラをキュートに演じている。

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笹川ひろし(タツノコプロ顧問/1969年「ハクション大魔王」総監督)コメント

「ハクション大魔王とアクビちゃんの誕生」
ソレは、タツノコプロの社員旅行で訪れた温泉での出来事でした。お風呂から出た私の耳元で、大きなクシャミした大柄なおじさんがいました。突然のことで私はビックリして悲鳴をあげそうになりました。…が、その瞬間、凄い閃きが体じゅうに走りました。それが『ハクション大魔王』の誕生につながりました。

クシャミをすると、魔法の壺から大魔王が現れて、クシャミをした人の召使いになり、なんでもご主人の言うことに聞いてくれるという面白い設定のアイディアが生まれたのです。同時に、あくびをすると、オチャメで可愛い女の子が壺から飛び出してくるというアイディアも加えることにしました。これが『アクビちゃん』で、大魔王の娘です。テレビ放送が始まると、人気が上昇し、放送から50周年を迎えた現在でも人気は衰えることなく、歓迎されています。そのアクビちゃんと、タツノコ作品の主人公たち(ドロンジョ、三船剛)が、新しいキャラクターとなって同じ画面で大活躍する映画が完成しました。こんな映画が観られるとは、ビックリ、ドッキリ、コレッキリで、素晴らしいことだと、私も大変嬉しく思います。

4月5日から劇場作品として上映されることに対し「おめでとう」と、関係したスタッフの皆さんに拍手を送ります。
タツノコキャラクターファンの皆さんもきっと楽しんでくださると思います。

大松裕(BAKKEN RECORD プロデューサー)コメント

アニメ業界には今、強い風が吹いています。
僕達はこの風にうまく乗り、物作りの新しい価値観を作りたいと思いレーベルを立ち上げました。スタッフの育成、環境の整備、そして何よりこの時代にどのような作品を作っていくべきか課題は山のようにあります。でも僕達はその山を超え、高く、美しく、より遠くへ飛んで行きたいと思っています。今回、新レーベルの記念すべき第1作目である「パンドラとアクビ」を通して、その思いを感じていただけると幸いです。

※BAKKEN RECORDとは
BAKKEN RECORDは、タツノコプロが立ち上げたアニメーション制作における新レーベルとなります。スキーのジャンプ競技で「最長不倒距離」のことを指す言葉が意味するように、これまでになかった新しい映像を創り出すことを目的とし設立されました。
長年にわたりタツノコプロが培ってきた伝統を継承しつつ、アニメーション制作業界というジャンプ台で新記録を樹立すべくこれから、さまざまな作品を生み出して参ります。

◆BAKKEN RECORD ティザーサイトURL:http://www.tatsunoko.co.jp/bakken_record/

キャスト&スタッフ

■キャスト
パンドラ:小倉 唯
アクビ:天城 サリー

●前編「荒野の銃撃戦」
ルイーズ(ドロンジョ):甲斐田 裕子
三船 剛:吉野 裕行
ブライキング・ボス:天田 益男

●後編「精霊と怪獣の街」
カンタ:田村 睦心
ナゾの怪獣:江原 正士
冬の精霊:津田 健次郎

■スタッフ
原作:XFLAG・タツノコプロ
監督:曽我 準
キャラクターデザイン・総作画監督:大倉 啓右
美術監督:竹田 悠介
美術設定:高畠 聡/田村 せいき
撮影監督:五十嵐 慎一
色彩設計:小針 裕子
編集:長坂 智樹
音楽:小畑 貴裕
音楽制作:トムス・ミュージック
音響監督:田中 亮
音響制作:ソニルード
主題歌:Shiggy Jr.「D.A.Y.S.」(ビクターエンタテインメント)
アニメーション制作:BAKKEN RECORD
配給:角川ANIMATION
製作:XFLAG

公式サイト

(C)XFLAG (C)タツノコプロ