『PEACE MAKER 鐵 前篇~想道~』AnimeJapan2018にてスペシャルステージ開催。梶裕貴がうえだゆうじに抱く安心感

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3月24日(土)に「AnimeJapan 2018」の博報堂DYミュージック&ピクチャーズブースにて『PEACE MAKER 鐵』スペシャルステージと題した、トークイベントが行われた。ステージには、市村鉄之助役 梶裕貴さん、市村辰之助役 うえだゆうじさんが登壇し、映画のみどころから、収録時のエピソード、そして作品を楽しみにしている方々へのメッセージなど熱く語った。

MCの呼び込みとともに、お客さんの歓声が響くステージに登壇したのは、主人公である市村鉄之助を演じる梶裕貴さんと、鉄之助の兄・市村辰之助を演じるうえだゆうじさん。

劇場版『PEACE MAKER 鐵』としてファンの前に登壇するのは初ということで、まずは作品についての話に触れる。
梶さんは15年前に放送されていたTVアニメを観ており、当時は鉄之助や周りのキャラクターたちの絆や熱い思いを感じつつ、鉄之助と心を重ねていたそう。当時自身が見ていたキャラクターを演じるということが嬉しくもあり、プレッシャーでもあったということを語っていた。

アフレコ時の裏話を聞かれた際には、劇場版ということもあり朝から1日かけての収録だったそうで、昼の時間帯には大勢のキャストが出演していたということもあり、アフレコブースを出たら大量のおにぎりが置かれていたという。梶さんはその光景を見て新撰組の一員になったみたいだったと明かした。

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梶さんとうえださんは別作品で3年間一緒に共演していたことから、梶さんは安心感を持っていて、今回兄弟役ということで頼ってしまうところもあったそう。さらにうえださん演じる辰之助の印象について聞かれると、TVアニメが放送されていた当時から猪突猛進な鉄之助を、時には叱りつつも、誰よりも深い愛で包んでくれている辰之助のことがすごく好きだそうで、その感情は長い間共演していたうえださんへの感情に近いものだったと語った。

 反対にうえださんが、梶さんの印象について聞かれると、「梶くんの演技が、小林由美子さん演じる心身共に成長できずにいた頃の鉄之助が青年期になった事をきっちり踏まえつつも、それでいてちゃんと梶くんのお芝居にもなっていて、辰之助にとってもすごく愛でやすい良いバランスを取ってくれていた。」と梶さんの演技を称賛し、梶さんが感激する場面も見ることができた。
あっという間に時間が過ぎ、最後に作品を楽しみにしているファンへのメッセージを語ってステージは締めくくられた。

◆梶さん
「遂に動いて喋る大人の鉄之助や新撰組の面々をご覧いただける、僕にとっては初めてのアニメ化。個人的にも、とても楽しみにしております。当然ですが、魂を込めてお芝居をさせていただきました。個人的に、うえださんにあんな有難いお言葉をかけていただけて本当に嬉しかったですし、より気合が入りました。今回は元気な鉄之助をお見せできるのはもちろん、沙夜とのシーンもあります。笑ったりはにかんだりする鉄之助はやはり可愛いんだな、やれて良かったなと感じました。絶対に劇場でご覧いただきたい作品です。よろしくお願いします。」

◆うえださん
「新撰組のストーリーはその先とてもつらいものが待っていますが、その中で梶くんが全力で鉄之助を表現してくれているので、そこを注目して観てください。公開までもう少し。是非楽しみにしていてください。」

前篇:PEACE MAKER 鐵 ~想道(フリガナ:オモウミチ)~ 2018年6月2日劇場公開
後篇:PEACE MAKER 鐵 ~友命(フリガナ:ユウメイ)~:2018年秋 劇場公開予定

公式サイト

(C)黒乃奈々絵/マッグガーデン・PEACE MAKER 鐵 製作委員会