アミューズメントゲーム『プリパラ』アイドル登録数200万人を突破。海外での展開もさらに加速

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2014年7月10日より展開を開始した女児向けアミューズメントゲーム『プリパラ』のユーザー登録数が、わずか1年3か月後の2015年10月5日現在で200万人を突破した。これは、タカラトミーアーツが掲げていた目標の倍以上のスピードでの達成だという。
また、『プリパラ』コンテンツの勢いは、日本だけでなく海外にも及んでいる。すでに香港、台湾、韓国では『プリパラ』の前身である『プリティーリズム』のコンテンツビジネスを展開しており、『プリパラ』の主人公「らぁら」は、『プリティーリズム』のアミューズメントゲーム内に先行して登場させるという異例の手法を採用。ユーザーの中では既に認知が高まっているそうだ。

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さらに今後は『プリパラ』の香港・台湾・韓国での展開も予定。日本国内ではプリンタ筐体として稼動している『プリパラ』ですが、香港や台湾では現地の市場に合わせ、パック式のカードをレジで販売し、店頭に設置している“簡易筐体”を使って無料で遊ぶ、というスタイルを採用する。

簡易筐体は香港や台湾の玩具専門店に比較的設置しやすく、結果的により多くの子どもたちに『プリパラ』を届けやすい環境を作り出している。前身の『プリティーリズム』の展開時よりこの簡易筐体を活用していたが、『プリパラ』の設置台数は二ヶ国合わせて前作比120%増となっている。

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『プリパラ』のキーアイテムである「プリチケ」のデザインは、様々な印刷技術を駆使した仕様で、国内版の「プリチケ」とは少し異なる印象。現地からのリクエストもあり、アイテム名など一部を日本語表記のまま残しているそうだ。日本のデザインを一部踏襲することで、“本物感”“高級感”が感じられると、人気を呼んでいる。

また、『プリパラ』の一番の特徴である「トモチケ交換」や「マイキャラ」育成の要素は、現地限定のスマートフォン対応アプリに記録することでサポートしており、コアユーザーの満足度をバックアップ。このように、日本独自のアミューズメント筐体ビジネスを、現地での環境や市場を徹底的にリサーチし、ニーズに合わせて再フォーマット化することで、香港での『プリパラ』コンテンツの垂直立ち上げに成功している。

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9月26日から28日までの3日間、香港の「Whompoa Fashion World Mall」にてプリパラ披露イベントが開催。事業発表とゲーム筐体の試遊をメインにしたイベントで、多くの来場者が訪れた。先述のパック式カードを中心とした物販も好評で、子どもたちがコーデ集めやリズムゲームに熱中している様子が見られた。

その後玩具専門店などへの筐体の導入が進んでおり、『プリパラ』で遊びたい子どもが殺到し、営業時間を1時間延長した設置店舗もあるという。テレビアニメも9月27日より毎週土・日曜日17:30~18:00に放送開始し、今後認知が上がることでさらなる人気拡大が期待されている。

また、台湾では既に8月より毎週土曜日17:00からアニメが放送されており、10月24日からゲーム筐体の稼動が開始いたします。パック式カードの販売枚数は、前作の『プリティーリズム』と比べて200%増を予定しているとのこと。

公式サイト

(C)T-ARTS / syn Sophia / とびだすプリパラ製作委員会