『GODZILLA 決戦機動増殖都市』フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭似て上映決定。静野監督と瀬下監督から喜びのコメントも

現在公開中の『GODZILLA 決戦機動増殖都市』が、6月11日(月)から16日(土)までフランスで開催される、「第42回アヌシー国際アニメーション映画祭」で公式上映されることになった。

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日本アカデミー賞にて最優秀賞アニメ賞を『夜は短し歩けよ乙女』で受賞した湯浅政明監督作品の『夜明け告げるルーのうた』が昨年、長編部門最高賞にあたる「クリスタル賞」を受賞したことでも記憶に新しい「アヌシー国際アニメーション映画祭」。
現地時間、6月15日(金)19時から、約1000名収容可能な、映画祭会場最大のメインシアター「ボンリューシアター」にて、アニゴジの<第一章>『GODZILLA 怪獣惑星』(英題:Godzilla: Planet of the Monsters)と<第二章>『GODZILLLA 決戦機動増殖都市』(英題:GODZILLA: City on the Edge of Battle)の二作品を連結上映。
シリーズ作品の二作品連結での公式上映を許されたのは、映画祭の中で唯一“GODZILLA”のみとなる。

本作は昨年の「第41回アヌシー国際アニメーション映画祭」にも参加。長編新作映画のメイキングを紹介する「Work in Progress」というプログラムにて、『GODZILLA 怪獣惑星』の制作途中の3Dアニメーションの中間成果物やプロモ―ション映像を現地で披露。
Q&Aコーナーでは、来場した300名の目の肥えたアニメーションファンから、静野孔文監督と瀬下寛之監督へ熱い質問が次々に飛び交い、海を越えたフランスの地でもアニメーション映画として、進化途中であったゴジラは受け入れられた。

今年の映画祭には、完成した『GODZILLA 怪獣惑星』のみならず、続編の『GODZILLLA 決戦機動増殖都市』を連れて、静野監督&瀬下監督が凱旋。
海外の劇場にてアニゴジが上映されるのは、これが初めてのこと。大画面・大音響で映し出される作品に、1000名のオーディエンスがどのような反応を見せるのか? 公式上映にあたり、静野孔文監督と瀬下監督からコメントが到着した。

静野孔文監督コメント

去年初めてアヌシーに行きました。イベント会場にいらした現地の方が熱心に僕の話を聞いてくださり、“伝わる面白さ”みたいなものを感じたのを覚えています。今年は作品を持っていけるので、ぜひ去年のお客さんに完成した映画を観てもらいたいです。

瀬下寛之監督コメント

お伽話に出てくるような美しい風景の街、そこに集うアニメを愛する世界中の人々、…そんな最高の環境で自分達の作品を上映できる事に感無量です。そして、昨年のGODZILLAのイベントにご来場いただいた皆さんの期待に満ちた眼差しが忘れられません。ぜひアニメ版GODZILLAを楽しんでもらえたら幸いです。

アヌシー国際アニメーション映画祭アートディレクター マルセル・ジャン氏コメント

『決戦機動増殖都市』は、アニメーション映画「GODZILLA」全3部作における2作目にあたり、ヨーロッパではアヌシー国際アニメーション映画祭での上映が初となります。アニメの世界にゴジラが甦るだけでも一大イベントですが、1作目の圧倒的な映像美から、本作へのさらなる期待がふくらみます。アヌシー国際アニメーション映画祭の観客は、日本のアニメを愛する目の肥えた人々です。ですから、アヌシーはこの大作が金字塔を打ち立てる第一歩として、完璧な場になると信じています。

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