ミュージカル『刀剣乱舞』嚴島神社で特別公演を敢行。公演レポートが到着、写真集の発売も決定

11月12日(土)に、ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されている広島県宮島の嚴島神社高舞台(国宝)にて、世界遺産登録20周年記念奉納行事として、ミュージカル『刀剣乱舞』が一夜限りの特別公演を行った。

また刀剣男士たちが国宝の舞台に立つ姿を余すところなく収めた写真集が、数量限定生産で発売決定。本書には公演の模様に加えて、各キャストに迫るロングインタビューも掲載される。11月14日より、公式サイトにて予約受付が始まっている。

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※以下、いただいた情報をもとに記事を掲載しております。

その夜、嚴島神社は、参拝客で賑わう日中とは一変し、刀剣男士の舞い歌う舞台へと姿を変えました。国宝である平舞台に並べられた客席は、一夜限りの公演のために集まった“審神者(さにわ)”の方々で埋め尽くされ、吐息の白さにも負けない熱気が感じられるほど。

いよいよ開演の時が訪れると、静寂の中に厳かな鈴の音が響き、この日のために特別に作られた白装束に身を包んだ刀剣男士たちが、静々と祓殿から登場しました。

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最初に披露したのは、新曲『まほろばに』。嚴島の美しい自然と、悠久の時の流れを思わせる壮大な楽曲を、国宝の高舞台とその周囲を取り囲むように雅やかに舞い歌います。そして、三日月宗近が進み出て感謝を伝えたのち、刀剣男士たちと共に、全員が起立して拝礼し、嚴島の神々への祈りを捧げました。

「刀剣乱舞、始めよう。」の言葉と共に、阿津賀志山異聞と幕末天狼傳の楽曲が続きます。まずは、阿津賀志山異聞から、三日月宗近のソロ曲だったライブナンバー、『Endless Night』。今回は、刀剣男士全員で歌い上げるスペシャルバージョンで披露し、一味違う演出を加えました。

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阿津賀志山異聞の『名残月』『返歌 名残月』では、岩融と三日月宗近の名シーンが、月明かりのもと心に染み入る情景に。幕末天狼傳からは『理由の在り処』『手を伸ばせば』を和泉守兼定と堀川国広、加州清光と大和守安定がそれぞれ公演とは異なるアレンジで披露し、蜂須賀虎徹、長曽祢虎徹らが切々と歌う『選ばれぬ者』へ。刀剣男士としての葛藤を歌い繋ぎます。

そして、今剣が元気いっぱいに駆け回りながら歌う『きらきら』、小狐丸と石切丸が歌う後ろで三日月宗近が舞う『うたかたの子守唄』と阿津賀志山異聞のミュージカルナンバーが続いた後は、再び幕末天狼傳の刀剣男士たちが登場。ライブナンバーの『美しい悲劇』『Dear You』を華やかに歌い踊りました。

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阿津賀志山異聞の刀剣男士たちが歌うライブナンバーは、昨年秋のトライアル公演以来のパフォーマンスとなる『サヨナラ』と、客席参加型の『えおえおあ』。終盤には、刀剣男士たちが戦装束に着替えて登場し、それぞれミュージカル本編のエンディング曲『ひとひらの風』、『キミの詩』で嚴島の景色の中に物語の世界観を描くと、ラストにはテーマ曲『刀剣乱舞』を勇壮に舞い歌い、一夜限りの舞台はつかの間の夢のように幕を閉じました。

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セットリスト

M1 『まほろばに』 (新曲)
M2 『Endless Night』 (阿津賀志山異聞 2部より)
M3 『名残月』 (阿津賀志山異聞 1部より)
M4 『返歌 名残月』 (阿津賀志山異聞 1部より)
M5 『理由の在り処』 (幕末天狼傳 1部より)
M6 『手を伸ばせば』 (幕末天狼傳 1部より)
M7 『選ばれぬ者』 (幕末天狼傳 1部より)
M8 『きらきら』 (阿津賀志山異聞 1部より)
M9 『うたかたの子守唄』 (阿津賀志山異聞 1部より)
M10 『美しい悲劇』 (幕末天狼傳 2部より)
M11 『Dear You』 (幕末天狼傳 2部より)
M12 『サヨナラ』 (トライアル公演 2部より)
M13 『えおえおあ』 (阿津賀志山異聞 2部より)
M14 『ひとひらの風』 (幕末天狼傳 1部より)
M15 『キミの詩』 (阿津賀志山異聞 1部より)
M16 『刀剣乱舞』

ミュージカル『刀剣乱舞』 in 嚴島神社 写真集

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発売日:2017 年 3 月予定価格:4,500 円+税
仕様:A4 サイズ/ハードカバー/152 ページ

※予約特典あり。詳細は公式ホームページにて後日告知いたします。
※仕様は変更となる可能性がございます。

公式サイト

(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会