3月26日(土)と27日(日)の2日間に渡り、マレーシアの首都・クアラルンプールのサンウェイ・ピラミッド・コンベンション・センター内にて「Animax Carnival Malaysia 2016」が開催された。
今年で5度目の開催となる本イベントではアニメや日本のポップカルチャーを中心とした展示や各種イベントが催され、来場者によるコスプレ・コンペティションのほか、日本からも複数のゲストアーティストが駆けつけLIVEパフォーマンスやファンミーティングなどを行った。また、本イベントには2日間で約3万人もの現地ファンが訪れ、同イベントとしては過去最高の動員数を記録している。
マレーシアへは2度目の訪問となるangelaは、26日(土)には現地マスコミによるインタビューやファンミーティングに参加。2014年に開催された同イベントへの参加経験を持つメンバーの2人は、再び訪れたマレーシアについて「皆さん、ただいま！2年振りのマレーシア、とっても嬉しいです！」(atsuko)、「昨年は来られず残念でしたが、今回は僕のお嫁さんを探したいと思います！」(KATSU)と挨拶すると、場内は笑いと歓迎の声援に包まれた。
ファンミーティングではトークショーのほか、会場から選ばれた数名のファンと共に、「Team atsuko」「Team KATSU」の2つのチームに分かれたジェスチャーゲームを開催。
3分間で最も正解を出したチームが勝者となるが、混乱と笑いが入り混じる白熱のバトルの結果は、2対5の正解数で「Team KATSU」に軍配が上がった。ゲーム終了後は事前抽選で選ばれたファンに対してのスペシャルサイン会を行い、最後は来場者全員との記念撮影で締めくくり、初日の幕を閉じた。
そして開催2日目となる27日(日)は、約3,000人を収容するメインステージにてLIVEパフォーマンスを実施。入場SEに乗って登場したangelaが開口一番「イグジスト」(「蒼穹のファフナー EXODUS」OP主題歌)でLIVEの幕を開けると、会場内は熱気に包まれた。その後も「K」や「シドニアの騎士」、「蒼穹のファフナー」シリーズなど現地でも人気の高いアニメ作品の主題歌を次々に披露。
MCではヴォーカルのatsukoが楽曲の振り付けを英語でレクチャーし、現地ファンとの一体感があるパフォーマンスを魅せた。またアンコールでは、ギターのKATSUが「もはやすべての国における国歌」と称し、海外公演の際にはお馴染みとなった「残酷な天使のテーゼ」(「新世紀エヴァンゲリオン」OP主題歌)をカヴァー。会場全体が大合唱に包まれた熱いステージの後は別れを惜しむファンからの大歓声が上がり、マレーシアにおける2度目のLIVEは盛況のうちに終了した。
国内外での精力的な活動を見せるangelaは、今年5月21日(土) に河口湖ステラシアターにて“デビュー13周年記念☆拡大版「全部が主題歌ライヴ！！」”を開催。また、8月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間に渡りさいたまスーパーアリーナで開催される一大アニソンイベント「Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-」の28日公演への出演が決定した。昨年末に開催された自身のワンマンライヴではニューアルバムの制作決定も発表されており、2016年もangelaの活動から目が離せない。
